夫が富士登山から帰ってきた。
開口一番「甘く見てた」
それでもなんとか、頂上の鳥居まで登ったそうな。
霧に煙る、赤い鳥居の写ったケータイの画像がお土産でした。
無事帰ってきて、なによりほっとしました。
午前3時に出発して。帰ってきたのは、翌日の1時。
聞くと、登山開始が朝の6時。
登山計画では、登り5時間だったそうで。午前中には頂上着予定だったとかですが。
計画には、悪天候時は考えには入ってなかったらしく。
結局、頂上着が昼の2時。
5合目への下山が夜の6時半。
計画性がなさ過ぎます。
あまりの無謀さに、あきれて物が言えません。
そしてメンバー一同「もう二度と絶対行かない」と。
だったら、行くんじゃない!
予想通りとはいえ、今回買った装備がもったなさすぎ……。
現地の様子は。
晴れたのは、登り始めるときだけで、
その後はずっと雨というか、霧雨と嵐のような強風で。
新5合目までは車でいけたものの、
そこから頂上までずーっと強風が続いて。
ほぼずーっと合羽を着て、登山道に張ってあったロープにしがみついて登っていったと。
途中、夫の目の前で、風に吹っ飛ばされる人を見たとか。
一緒に行っていた方は、風で眼鏡が吹っ飛び、壊れて修復不可能になったとか。
富士山ですよ。
やせてもかれても、日本一高い山で、
もともとは女人禁制までしてあったご霊峰で、
修験者が修行するための霊峰だと、行く前にあれほどいっていたのですが。
いくら観光地されてるからって、なめすぎるにもほどがある。
そんな状況にもかかわらず。
万が一、天候が悪くなったら「やめる勇気を持つように」って忠告してたのに。
「だれも辞めようと言わなくて、自分だけやめると言えなくて……」
はーーーーーーーー。情けなくてあきれます。
行く前は、
「今回自分が行って、様子見てくるから、今度は夫婦一緒に行こうね」といってましたが、
この様子では『今度』は一生ないでしょう。
装備を準備する間は、
自分の経験と、アウトドアが趣味の友達に以前聞いた情報と、ネットでいろいろ調べて。
その上、直前に行ったアウトドアショップの店員さんからもお話を聞かせてもらって。
靴と靴下と、ザックとパンツだけは相当の品を買ってもたせました。
一回限りとわかってても、これだけはと思って。
本人は「ここまで高いのは必要ないよ」とは言っていましたが。
帰ってきたら「やっぱ、買っててよかった」と。
疲労感がぜんぜん違うと。
経験上、足回りとザックは手を抜くと、肉体的ダメージが、やばいことになると経験上知ってたので。
一発間違えたら、体を壊しかねないので。
それが功を奏したようで、仲間内でダメージは最小に済んだようです。
少なくとも、足にマメもなく。
全身の筋肉はパンパンに張っていたものの。歩いて動ける状態で帰ってきました。
なお、一緒に行った若手衆は、Tシャツにジーパン、スニーカーと
山をなめきった格好をしていたらしく。下山する頃はゾンビになっていたとか。
それでも頂上まで行ったのは、さすが若さというべきか。
週明けが楽しみです。
結局、ザックは多少の濡れで済んだものの。
新品だった靴はすでに傷だらけ。かかとやつま先がすでに磨り減っていて。
グローブも指先に穴が開いて。(バイク用なので摩擦には強いはずですが)
正直ダメージが少なければ、
バックや靴はヤフオクで売りさばこうと思っていましたが、
あまりのダメージで、靴は無理。
せいぜいザックぐらいかな……。
かわいいデザインのものなので、私が使うかもしれませんが。
ちなみに。
「行こう」と誘った方は、実は6年ぶりの登山だったとか。
「今まで6回ぐらい登ってるから大丈夫」と言っていたので、多少信頼してましたが。
慣れている方と聞いていましたが。大嘘で。
はじめっからわかってれば、「絶対一緒には行くな」と反対してました。
ある意味、この方の計画性のない行動に振り回され。
今回のことで、人間性がよくわかりました。