真言宗泉涌寺派の総本山で

仁和寺や大覚寺などと共に

皇室との関わりが深い寺院として知られています。

 

創建の時期ははっきりとはわかっていなくて

空海が建てたとも言われていますが

はっきりとわかっているのは

鎌倉時代に当時の開山である

俊芿(しゅんじょう)律師にお寺が寄進され

境内に新しい泉が涌き出たことから

泉涌寺と改名されたと伝えられています。

 

 

 

 

 

泉涌寺へたどり着くまでには

砂利道がずっと続いていて

上ったところに大門があります。

元は京都御所にあったものが移築されたもの。

そこをくぐっていくと

本堂までの道が続いています。


珍しいのは、参道が降りていくこと。

普通、本堂は一番高いところにあるんですが

泉涌寺の本堂は低いところにあります。

 

 

 

 

 

 

降り参道を下った先に見えるのが本堂である仏殿

1668年に四代将軍徳川家綱によって再建され

国の重要文化財でもあります。

 

 

 

 

本堂の横にあるのが舎利殿です。

普段は非公開なので

特別公開の時期には行く価値があります。

お釈迦様の犬歯(仏牙舎利)を奉安し

天井には狩野山雪筆の龍図が描かれています。

 

 

 

京都御所の建物を移築改装したもので

仏殿と同時代に現在の位置へと移築されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

泉涌寺の名の由来となった泉が涌いた場所です。

 

 

京都府の重要文化財に指定されています。

 

 

  


 

 

 

 

 

風船 京都市東山区泉涌寺山内町27