本日のTシャツは、ミシガン州アナーバーのランニング専門店「アナーバー・ランニング・カンパニー」のロゴTシャツ。
夏にアナーバーに滞在した際に、このコットンのロゴTシャツのマスタード色のものが欲しかったのだけれど、サイズが売り切れ。オースティンに戻ってからも、オンラインでの入荷を待ってたびたびチェックしていたのだけれど、結局カラーシャツはどれも入荷せず、あるのは白シャツのみ。
今回アナーバー訪問で店を訪ねてみたけれども、やっぱりコットンシャツは白のみ。
シンプルすぎるんだよな~。でもカラーシャツは入荷しそうにもないので、妥協してこの白シャツ購入。
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アナーバー滞在中、ヤニック・ネゼ-セガン率いるフィラデルフィア・オーケストラのコンサートがあるので出かけた。
指揮者ヤニックは、フィラデルフィア・オーケストラとメトロポリタン・オペラの音楽監督を兼任しており、私にとってはメットオペラのライブ中継やビデオで目にしてはいた。これは生ヤニックを観に行かねば。
今回、フィラデルフィア・オーケストラは2日で2回のコンサートを行うが、同じコンサートが2回ではなく異なる。2日目の方が私のスケジュールには都合が良かったのでそちらを予定していたのが、ヤニックが指揮するのは1日目のみと気が付き、急遽予定変更。
1日目の演目は、ウイントン・マルサリス作曲のチューバ・コンチェルトとブラームス。
マルサリス曲は、楽しい曲。ソリストのチューバ奏者が素晴らしいらしいのだが、あいにくチューバに関しては知識がない。
ブラームスは美しく、かなりいい感じに気分がリラックスし、眠いくらいに。いやいや、寝てはいけない。目はひたすらヤニックの指揮する腕や体の美しい動きをを追い、流れる音とのコラボを楽しむ。
最後にアンコールでは、ヤニックはミシガン大学の野球帽を被って登場。アンコール演奏はミシガン大学の応援マーチング曲。
会場がミシガン大学内なので、観客へのサービス。
メットオペラのヤニック指揮のオペラをハウスで生で観たいというのは、私のバケットリストの一つ。
オペラハウスではないけれど、ヤニックの生指揮、そして息子が通う大学でのミシガン帽姿の指揮も観られて、本当にラッキーだった。
ハッピーに満たされた心で会場のドアから出ると、粉雪が舞うものすごい寒さ。足早に駐車場に向かい帰宅。
が、駐車場が同時期に出る車の超長い列。車を出せず、駐車場から出るのに1時間近くかかった。
心地よい流れるような美しい時間の余韻が、現実の世界へと引き戻されるよう。
いやいや、寒さやストレスな中でもしっかり心に刻んでおこう。
ミシガンで観た、生ヤニックの指揮。ありがとうマエストロ。