ラン 3.14 PI(E) 5K T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

本日のTシャツは、先週末走ってきた、円周率(πパイ)3.14の日記念と、パイ(食べるパイ)を掛け合わせたランニング大会、Run 3.14 PI(E) 参加記念Tシャツ。

 

 

ミシガン大学の大学院にて音楽を専攻している息子。コンサートがあるので、それを観にミシガンに出かけた。

コンサートを観るのと、息子に会うのが目的ではあるけれど、せっかく行くのだからとその前後のイベントをチェックしてみて見つけたのが、このパイ・ラン5K。

円周率3.14に合わせて、3.14マイルの大会。ちょうど5kmの大会となる。

 

円周率のπにちなんで、完走メダルは円形の2重重ねでスライドルーラーとなっていて、実際にペースの計算ができるようになっている。

 

 

食べる方のパイにちなんでは、通常の5㎞ラン部門の他に、「パイ食い競争部門」というのがあり、こちらは所謂パン食い競争のように、テーブルに並べられたパイを手を使わずに食べ、食べ終わったら5㎞ランに向かうというもの。

 

パイ食い競争はちょっと遠慮し、私は普通の5kmランにエントリー。

 

当日、何と-9℃の極寒。9℃ではなくマイナス9℃、氷点下。

こんな気温で走った事はない。命がけじゃん。

 

とにかく寒さで心臓発作を起こしたりしないよう、着こむ。

上半身はサーマルのフーディー2枚にジャケット。腰には使い捨てカイロ。

下半身は裏起毛タイツ2枚重ね。ネックウォーマーと帽子、手袋も2枚重ね。

 

 

走っている間は、汗をかいて「上半身着こみすぎ。1枚少なくてもOKだったなあ」と思ったけれど、走り終わると寒いので、これくらい着こんでも正解だったかな。

 

「パイ食い競争」なしの通常の5㎞ランレースを選んで走ったわけですが、それでも「パイ・ラン」の醍醐味が仕掛けられている。

5km走り、ゴールする際、ゴールレーンが2つ用意されている。一つは「顔にパイ!」もう一つは「パイなし」。

「顔にパイ」の方は、パイを手に待っている係員が、ゴールを祝福して顔にパイをぶつけてくる。顔がパイのクリームまみれになって笑いあうという趣向。

 

迷ったけれど、この機会にパイ顔、楽しんじゃえ!で「顔にパイ」ゴールを選択。

ちょっとドキドキ。キター!

 

 

ですが、気温が低すぎてパイのクリームも凍ってしまったようで、ほとんど顔に残らず、ちょっと残念なパイ顔で終わってしまった。。。

 

 

顔にパイのゴールを選択して、思わぬラッキーだったのは、パイ顔ゴールを選んだ人には、ゴール地点で「これで顔を拭って下さい」と、主催者が主催した過去の大会の残り物のTシャツを手渡してくれたこと。その場で顔を拭えるだけでなく、洗濯すれば着られるTシャツを1枚ボーナスでゲットした形。Tシャツマニアの私にとっては、これはとても嬉しい計らいでした。

 

ゴール後はその場で焼かれた出来立てパンケーキとココア。

そして年代別部門で1位を獲得。入賞者はグラスまたはコースターかのどちらかを選べたのだけれど、悩んだ。

物としてはグラスの方が使えるしデザインも良い。ただ、これが入賞記念とは書かれていない。一方コースターの方は「アワード・ウィナー」とこれが入賞記念であることが表記されている。素材もプラスティクではなく石っぽくてずっしり重みがある。

悩みに悩んで、コースターを頂き、コースターとしてではなく、盾のように飾ろうと決める。

 

 

楽しかったし、入賞もしたし、思いがけずTシャツを1枚余分にゲットしたし、超ハッピー!

のはずが、どうも入賞記念品の選択の迷いが尾を引く。

 

そんな中、翌日、会場となった場所が夏にはどのように木々が緑になるのだろうとインスタ検索してみたら、見てしまった。

他の入賞者が、グラスとコースター両方をゲットして写真をアップしていたのを。

 

う~ん。モヤモヤ。ここはダメもとできいてみよう。

「どうしてもあのグラスが欲しいので、もし残りがあるようなら売っていただけませんでしょうか?」

 

すぐに返答がいただけた。残っているので取りに来てください、と。

うお~!で、受け取りにGO。

 

 

超嬉しい~!テンション上がりまくりで、主催の方と自撮り写真まで撮り、しばしおしゃべりして帰ってきました。

もう、この大会には良い思い出だらけで、参加して本当に良かった。

 

実は当日、会場となる自然公園に到着した際に、入場料を払わねばいけない旨が知らされていたことを思い出し、そして気が付いた。「財布、家に置いてきた」。

お金がないと会場に入れない。確か10ドルだった。周りの参加者に貸してもらえるか聞いて周ろうかとも思ったけれど、時間を計算すると何とかギリ滞在先に戻ってまた来てもスタートには間に合いそう。

というわけで急遽Uターンし1度戻り、また会場へ。

普段、会場には早めに到着して待つルーティンが吉となり、一度滞在先に戻ってもスタートには間に合ったし、寒い中車内で待つ時間もなくて幸いしたのかもしれない。

 

そんなアクシデントも含め、超寒い氷点下や、パイを顔にぶっつけられたり等、そう経験できない事も楽しめ、思い出に残る楽しい大会となりました。

 

あの寒さ、ハンパなかったなあ~。スマホを操作するのに手袋をとったら、瞬間で手が冷えて動かなくなったもんなあ~。

 

地元北国ミシガンの人たちはこんな気温でもランニング大会するんだなあ~。と感心していたら、「ゴールしてパンケーキとココアを頂いたら、ダベっていないで、迷わず車に戻って下さい。非常事態な寒さです。集まっていないでください。」とアナウンスが。

やっぱり、地元の方たちにも異例の寒い日の当たっちゃったのですね。ちょっとほっとするやらなにやら。