本日のTシャツは、2022年オースティン・マラソン完走者シャツ。
厳密には「完走者にはクォータージップ・ジャケット進呈」と書かれていたので、ジャケットらしい。
ですが、素材はドライTシャツそのもの。私的にはこれは「ジャケット」ではないですね~。
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週末に走ってきたオースティン・マラソン。
7年のブランク後、フルマラソン復帰への挑戦。
今シーズン、ハーフマラソンまでは走っていたけれど、フルは無理かもと思っていた。
スタミナが続かないので、ハーフは何とかなるものの、そこからバテバテになるはず。とにかくゴールできれば上出来。
レース前は、ちょっと憂鬱な気分が続いた。「後半、辛いだろうな~」と。
レース当日。気温はスタート時はやや寒いものの許せる気温。
後半は暑くなるのでTシャツとランパン。
スタート時はそれでは寒いので、スタート地点では古い捨てて良いスエットパーカーを着ていて、スタート前に路側に捨てた。(大会運営がこれらを集めてチャリティーに寄付する)。
後は、この日のために捨てないでおいた古いハイソックス(Garminが確認できるように、腕時計部分も丸く穴をカット)を手袋とアームカバー兼用に着用。3㎞地点くらいで体が温まったので、「お役目御免ありがとう」と路側に捨てた。
それから、いつもお腹が冷えるので、ランパンの内側、お腹のところにホカロンのようなものを貼っていたのだが、走りだしても気にならないので、30km過ぎて気温が上がって暑くなるまで、そのまま張り付けた状態で走った。
(ゴール直前。気持ちはラストスパート、体は重い。)
オースティンマラソンのコースは、前半にかなりのアップダウンがあり、ここで体力を消耗させられる。それでも私の作戦は、とにかく行けるところまでは普通に10kmやハーフと同じペースでGO!
スタートして2kmほどでアクシデントに気づく。Garminががちゃんと作動していない。いったん時計をストップし、再スタート。おかげで実際にどの距離を走っているのか、スタートからの経過時間もが、自分の時計ではわからなくなってしまった。
頼りは、5kmごとに通過チェックポイントにあるクロック。
5㎞28分、10㎞55分、中間ハーフ地点を2時間4分で通過。難しいコースをいつものハーフペースで走れている。
そこからが距離が長~く感じられる。なのに30km地点を3時間4分で通過した時には驚いた。良いペース保ててる!
まあ、そこからが30kmの壁。ペースは落ち、更にキターー。足がツリだした。筋肉痛などなら気持ちで何とかなるのかもしれないけれど、つると足が動かない。これは辛い。
何とかごまかし、ストレッチで回復を促し、見えてきたゴール。
4時間38分17秒でゴール!予想していなかったタイムに驚き。
このタイム、私の30年前の頃のタイム。30年若かった自分と同じペースで走れたって事。
5時間切れれば超ハッピー、でも無理だよなあと思っていたのが、5時間を22分も切れた。
我ながらこれはすごい。
ゴール後は完走メダルと完走シャツを受け取る。
イェーイやったぜ!
ちょうど私が初フルマラソンを走ったのが30シーズン前。
30年目のシーズン、オースティンマラソン30周年記念と重なり、良い記念になった。
「練習は裏切らない」良い言葉だなと実感。
練習せずにほぼすべて歩く気満々で参加して6時間以上かかっていたこともあるけれど、そういう「なんちゃって完走」が私にとって最後のフルにならなくて良かった。
毎日コツコツ走り、ちゃんと走れて「フル完走者」にまた戻れたのが嬉しい。