本日のTシャツは、スパイスウッドにあるワイナリーでのハーフマラソン参加記念Tシャツ。
年末年始は大会を走ることもお休みになるので、その前にちょっと長めを走っておきたくて、この週末参加したハーフマラソン。
アップダウンがきついというのは、過去の参加者から聞いて予測していたものの、予想以上の難易度の高いコース。
アップダウンがきついのもきついのだが、それ以外にも、「一部、舗装のないトレイルが含まれる」「金属のレールに橋のように板が載せられた箇所がいくつかあり、勢いをつけて乗ると板が滑ってケガもしかねない(スピードダウン)」「舗装道路がラフで、道路の端に向けての傾斜が大きい(道路が平たんでなく走りにくい)」と、田舎のラフなコースは、走りにくいし、いつもは使わない筋肉をケガしないように緊張させて走るので疲れる。
最初からタイムは狙わず、とにかくできるだけ頑張れば良しというスタンスで望んだけれど、ここまでの走りにくさは予想していなかった。
(スタート前の集合写真。手前に写っているWESTWOOD高校の選手が総合優勝した)
前半はまあそこそこ悪くないペースを保てていたのが、11kmの折り返し地点でエイドの水をもらい、持参していたエネルギービーンズを食べておこうとしたのが、思いがけずもたつく。ビーンズもうまく噛めず喉を通っていかない。
(エネルギービーンズ。カフェイン補給にこれをポケットに入れておいた)
その間に抜かれていったランナーたちに追い付こうと思ったが、差がどんどん広がっていくばかり。
とにかくベストを尽くしてゴールを目指す。いや、ベストを尽くすというのが「力を出し切って頑張る」ではなく「とにかく早く終わらせたい」という気持ち。
ゴールタイムは、先月走ったハーフマラソンより8分遅かった。まあ、これは納得。
ゴールタイム、最近はリアルタイムでスマホですぐに確認できる。会場内にあるQRコードをスキャンするだけ。そういう時代なんですねえ。
今回も確認してみると、年代別部門で1位らしいと分かったので、表彰式を逃すまいと、参加者についてくるBBQランチは後に回し、ワインを試飲(飲めないので少し舐める程度だけれど気分は盛り上がる)しながら待つ。
途中で抜かれ、あれよあれよ差がついてしまったランナーさんを見つけしばし談笑。その方は、私がエントリーしている2月のオースティンマラソンでペースランナーを務めるとのこと。4時間20分でのゴールを担当されるとのことだが、今の私には無理だわ、4時間20分。
表彰式。やはり年代別で1位を獲得。この大会、各年代の1~3位までが入賞でメダル。1位だけはこのワイナリーのワインが1本贈与される。
メダルとワインをいただいた後は、ワイナリーの額縁の「インスタスポット」へと誘導され、入賞者公式記念撮影。
ははは。会場のワイナリーにも感謝の意味で、ちゃんと試飲用ワインがグラスがに入ってるのも含めてのモデルとなってみました。
コースはきつかったけれど、それを終えた気分の高揚感というのでしょうか、知らないランナーどおしもとてもフレンドリーにハイタッチしあったり、検討を称えあったり。楽しい大会でした。
(参加記念シャツ、完走メダル、入賞メダル、1位ワイン、記念ワイングラス)
帰宅後、いただいたワインがどんなものか見てみると、価格は21ドル99セントでした。
ハーフマラソン21㎞を走って21ドルのワインを獲得。1km走って1ドル分のワイン。(笑)
1位になって贈られたワイン、勝利の美酒に間違いない。嬉し~い。