
本日のpatchは、1967年、ビンテージもののボーイスカウト・エキスポのpatch。
フットボールシーズン中に、毎年恒例の「ホームカミング」が模様される、高校。
ホームカミングという名のとおり、卒業生等が母校に帰り集まったり、学校の歴史を思ったりするのが主な趣旨であるのだと思う。
息子の学校の場合、よく見聞きする「ホームカミングパレード」などという華やかな行事はない。
在校生にとってホームカミングは、ホームカミング週に行われるアメフトの試合でキングとクィーンが発表になったり、週末の夜にカップルでドレスアップして参加するダンスパーティーがイベントの山場。
今週がそのホームカミング週間な息子の高校。
今日のアメフト試合がホームカミングゲーム。
アメフト試合の日には、授業時間にペップラリーという、いわゆる全校生徒決起大会が行われたりするのだが、今日のペップラリーもホームカミング仕様。
各スポーツチームの最上級生(12年生)が4年間の活動を讃え紹介されていく。
そして息子たちバンドの、ホームカミングペップラリーでの伝統が、歴代の古いバンドユニフォームの保存版が年に一度取り出され、12年生が着用するというもの。
12年生にしか与えられない「名誉」であり、昔の先輩たちが着用してマーチングしたビンテージのユニフォームに嬉しそうに腕を通す12年生バンド生徒。
息子もビンテージユニフォームを嬉々として手にした。息子が着たのは1960年代後期~1970年代初期にドラムメジャーが着用した、というものらしい。

どうやら当時女子が使ったものらしく、サイズがかなりきつかったという。
このユニフォームを着てマーチングしたその女子、年令は私より上になる。
今、どこでどうしているのだろう。
夜はホームカミング・アメフト試合。
ハーフタイムに、9~11年生は、各学年からプリンスとプリンセスが1名づつ選ばれる。これはすでに誰が選ばれたのか発表済み。
12年生だけは、女子と男子、各3名の候補が選ばれたあと、今日の試合でキングとクィーンが発表される。
今年は息子の学年が、そのキングとクィーンに選ばれる年。
3名のキング候補のうち、一人はアメフトのスター選手として人気者、もう一人は息子のラクロスチームメイトだった子。もう一人は私は知らない子だった。
アメフトのスターが選ばれるかと思いきや、意外に私が知らない子が選ばれた。
息子が語る裏話がちょっと興味深い。
このホームカミングの行事は、生徒会が主催する学校行事。
で、生徒会が3名の候補を決める際に、「スポーツで活躍する人気者」「スポーツで活躍する人気者」「非スポーツ系ナード」という組み合わせで選ぶのだという。
そうすると、スポーツ系に投票したい生徒たちの票は2名の間で別れ、非スポーツ系支持の生徒の票は1名に集中し、ナードが勝利するという構図を狙っているのだというのだ。
ふ~ん、なるほど。
本当にそういう意図が裏で組まれているのだろうか?
アメフトの試合自体は、圧勝で終了。
ホームカミングの夜を飾った。
(↑バンドのショー、今日はようやく全編が完成したショーの披露だったので、ホームカミングも記念して、最初から最後まで息子の動きを追ってみた。木の陰に隠れる部分があって、その部分のビデオがずっと大道具の木を映し出してる図になるのが笑える。)