
本日のpatchは、ビンテージの、「ボーリング225クラブ」patch。
活字体でなく、筆記体で文字が刺繍されているのが珍しい。
かなり前に「筆記体もしくは飾り文字」のダックプリント生地を買ったのが、何故買ったのだろうと後で自分で悩むような、自分のテイストではなかった。
更に、プリントの散らばり方が妙な感覚に思え、使いづらい。
ずっとデッドストック化していたあと、「小物なら柄が部分的にしか見えないし、筆記体プリントならペンケース等でどうよ」と思い、ボックス型ポーチを作ってみた。


好きな柄ではないので、ライナーも「見えないしこれでいいや」的に、ちょっと古臭い感じがどうもなあ~と思う茶系のプリントコットンで。

出来上がりの外見はなかなか悪くないと思えるものになったので、中に使った茶系がマッチしていないのが残念。
残った生地で同じ物をあといくつか作って使いきろうかなとも思っていたが、別の形のミニポーチに使ってみることにした。

ポケット部分が重なるのを、柄をあわせた方が見栄えが良いのかもしれないけれど、もともと「使い切っちゃえ」な生地。
適当に裁断して、柄がよくわからなくなっているのは、むしろ意図的。

開口部分はファスナー付き。
ファスナーの長さを微妙に長めにしたら、完成したら開けづらくなっていた。

裁縫って、意外に数字が決めての世界。
ミリ単位の誤差で布や付属品をカットすると、出来上がりがどうもおかしくなる。
洋裁の成功の決め手は、パターン作り、そしてそのパターンどおりに生地をカットできるかが大きな比重を占めると行って良い。