
本日のpatchは、スタンフォード大学のpatch。
以前、スタンフォード大学の近くに住んでいたので、引っ越して去っていく際に記念に大学売店にて購入したもの。
息子の高校では、4年間バンドの授業を取り卒業して行くシニア(12年生)は、希望すれば「シニア・リサイタル」を開催することが出来る。
今年のバンドのシニアも、数名がこのリサイタルを開催。
今日はその中の一人、A先輩の、卒業記念「シニア・リサイタル」に足を運んだ。

この先輩A君は、スーパー先輩。
バンドで担当するトランペットは、10年生でテキサス州オールステート。
11年生と12年生で、カーネギーホールが主催するユース・オーケストラの、全米で4名のみが選ばれるトランペットの座席を掴む。
シニアの年は学校マーチングのドラムメジャーとしてバンドを指揮。
それだけでなく、9~10年生では学校のゴルフチームのメンバー。
更に、成績は650人超が在籍する学年でトップ10人に入る。
しかも、上級生として息子にもいろいろと声をかけアドバイスをしてくれたり、優しい先輩でもあった。
そんなスーパー先輩の、高校での最後の演奏会。

バンドではトランペット奏者だったので、トランペット演奏を期待して出かけたら、構成は半分以上がピアノ独奏。
「子供の頃、最初に音楽に触れたのはピアノのレッスン。でも中学に入る時点で(ここでトランペットを始めたと思われる)ピアノにはあまり興味がないなと判断してレッスンを辞めました。でもその1年後、知り合いからピアノを譲り受け家にピアノがやってきて、以降、独学でピアノを学んできました。」
おいおい・・・トランペットも高校トップクラス、学業もトップクラス、そのうえピアノまで独学する時間をどうやって作っていたというのよ。
全くスーパーな先輩A君。

リサイタルは、始めて見るピアニストなA君も良かったけれど、トランペットももう少し聴きたかったな。
そういう名残惜しさが残る。
先輩として、努力すれば限界はないというような見本を見せてくれたA君。
息子も含め、その姿を見てきた後輩たちが一掃の切磋琢磨を続けていくことを願う。

明日高校を卒業して行くA先輩。
来年はカリフォルニアのスタンフォード大学で大学生生活。
きっとスタンフォードでも活躍するであろう。
君の未来が、眩しい。
ところで、今日のA先輩もだったが、最近、演奏の楽譜をiPadなどタブレットにダウンロードした形で使っているのを見かける。
タブレットのスクリーンを指で触れるだけでページがめくれるのは便利そうに見える。
はたしてどの程度便利なのだろう。
デジタル化するなら、オーケストラで、指揮者のの指揮棒に反応して、全ての演奏者の楽譜のページが同時にめくれるシステム開発とか、どうよ?