
本日のpatchは、昨日と同じくUILソロ&アンサンブル・コンテスト州大会のpatch。
昨年も今年もデザインは同じで、この昨年バージョンは周りの縁取りが銀色で、今年バージョンは金色。
昨日のソロとアンサンブルの州大会、会場で結果を確認できたのはソロのみ。
同じメンバーで挑戦し、昨年「2」評価にとどまったアンサンブルも、今年はまず「1」間違いなし。
この大会、ソロの「1」で金メダル、ソロ「2」で銀メダル、アンサンブル「1」で銅メダルが授与される。
学校単位で一括して先生がそれらを受け取ったあと、生徒に手渡される。
ここでわかったアンサンブルの結果はやはり「1」で、息子は金メダルと銅メダルを手にした。

昨年はソロの金だけで、アンサンブルでの州メダルを今年ようやく手にした。
メダルは布袋に入ってくるのだが、その袋のロゴの色も金と銅で異なるのだと始めて手にして知った。

自分ひとりで頑張らないと取れない金、一人で頑張っただけでは取れない銅。
どちらのメダルも重みがある。
さて、このコンテストの行われた会場はテキサス大学オースティン校。
そのテキサス大学の吹奏楽団は、現在世界ツアー中。
まずは、ハワイを皮切りに、日本へ飛び、名古屋と東京でコンサート。
その東京での話。
メンバーの一人が、財布やパスポートの入ったバッグを地下鉄内に忘れてきてしまった。
しまった!と青ざめたメンバーだが、後にバッグは彼(もしくは彼女)の元に届けられる。
そして驚いた。「財布もパスポートも、中身が全部そのままで戻ってきた!」
「東京の人々はなんてすばらしいのだろう。」
SNSに書き込まれたその逸話に寄せられた米国人たちのコメントは「うん、それが日本」「私も同じような経験がある。東京に住みたい」などなど。
嬉しい。
正直で親切な日本人。
テキサス大学の音楽家たちは、それを忘れないだろう。
そうよ、すばらしいのよ、日本人。