2014TSEEC patch | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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本日のpatchは、UILテキサス州ソロ&アンサンブル・コンテスト(TSSEC)のpatch。


毎年、メモリアルデーに開催される、UIL音楽個人部門州大会。
高校で、合唱、オーケストラ、吹奏楽の授業を取っていて、2月に行われる地区大会において<評価「1」を取ったアンサンブル>と、<楽譜を暗記して演奏し評価「1」を取ったソロ>の生徒が、この州大会への参加権を得られる。

テキサス州全土から、2万人以上の高校生が腕を競いに集まる、この州大会の会場はテキサス大学。
楽器や合唱のパートごとに、広いキャンパスの学部ビルに散らばり、割り振られた時間に演奏。
結果は順位を競うものでなく、ジャッジがそれぞれの演奏に1~5の評価を下す(1が最高)。

今年もソロとアンサンブルの両方でエントリーの息子。
まずはソロの演奏から。

サックスのコンテスト会場のビル前は、本番前に最後のウォームアップをするサックス小僧たちでにぎやか。

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アンサンブルの仲間で、同じくソロもエントリーの友人に会った瞬間、息子がつぶやいた。
「あ、楽譜を置くスタンド、忘れた」
ソロは暗譜で演奏しなければならないルールなので、譜面立てはいらないが、アンサンブルでは持参しなければならなかったのだ。
私が取りに戻る時間はないので、家にいる夫に持ってきてもらうように頼んだ。
今から家を出ても、アンサンブルには間に合うはず。

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もうすぐソロの順番という時に、息子の伴奏をお願いしたピアニスト先生がまだ現れず。
電話をしてもマネージャーから「今向かっている」という応答ばかり。
結局、息子の予定時間になっても現れず。
ヤキモキしたが、15分ほど遅れて現れたピアニストは、急ぐ様子もなく「ジャッジはピアニストが来るまで待つから大丈夫」と。
確かに、演奏はできた。
でもなあ、それで良いのか?
息子、ソロが終わったと仲間と合流し、次のアンサンブルの最終音あわせをする予定でいたし、遅れても演奏できりゃ良いというものでもないのでは・・・

でもまあ、とにかくソロは終了。
「暗記していたのがちゃんと思い出せず、ちょこっと間違えた」と、自分のできる最高の演奏ではなかったような苦笑いを残して。

と、ここで夫がスタンド配達に到着。
パーキングに駐車するとそこから遠いので、会場ビルの前を通過する際にスタンドだけ受け取ろうと、到着を見計らって、ダッシュ。
この時、かなりの雷雨。
道の反対側を通る夫の車からスタンドを受け取り、また走って戻るだけで、完全にズブ濡れになった私。
仕方ないよね、パーキングから歩くにしても濡れるわけだし・・・そう納得して雨の中をダッシュしたのに、戻ってから一緒にいた友人に「これ、使ってもらってよかったのに・・・」と傘を差し出されて、脱力しながら大笑い。
ここテキサスで、傘を持ってくる人などいない、そういう私の勝手な先入観で、彼女が傘を持っているなどとも思いもせずに駆け出したのだった。
これまた苦笑。

アンサンブルのメンバーも集まり、最終音あわせ。

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昨年も同じメンバーで挑戦したこのコンテスト、州大会では「2」の評価だった。
今年はそれぞれが腕をあげ、息も合い、「1」の自信を持っての挑戦。

そして「良い演奏ができた」と戻ってきた。

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これで今年度のコンテストも終了。
息子たち、良く頑張りました、と言いたい。

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アンサンブルのメンバーと親たち、それにコンテストに参加していなかった友人家族も合流し、ランチ。
楽器を抱えた息子は、コンテスト会場ビルそぐそばに横付けした友人の車に乗せてもらってランチに向かわせた。
その後・・・
駐車場で車をどこに停めたのか探すことしばし、そしてランチの場所の住所を迷い探すことしばし・・・
私だけがかなり遅れて到着。
(これに関しては、迷っているうちに、ずぶぬれになった服が乾いたのが不幸中の幸い)

ランチを済ませ、帰り道に再びテキサス大学に寄り、結果速報を確認。
アンサンブルはまだ結果が張り出されていなかったが、息子と友人A君のソロを確認。
「あ、2人とも1獲得!」
その場で2度確認し、ついでに写真も撮っておいた。
駐車場で車内で待っていた息子に「2人とも1だった」と告げると、息子は早速A君にメッセージ。
「おまえも1だったよ」
「本当?イェ~イ!サンキュー!」

その後家に帰って夕刻。
何かの話の流れで、写真に撮っておいた結果発表を見てみた。

・・・あれ?
えっ!あれ??

まずいっ!
2度もその場で確認したのに、リストに並ぶ名前と結果を、どうもずれて見てしまったらしい。
実際はA君は2で、リストでA君の下に並ぶ子が1だった。
急いで息子に訂正させた。
「マジかよ・・・」というA君の返事に、本当に申し訳なく思う。

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(左から氏名、学校名、学校所在地、評価・・・とたどっていく目が1行ずれてしまったのね・・・)


それからまた数時間後、A君の双子の兄弟B君と連絡をとった息子、用件のあとB君からのメッセージ。
「それはそうと、ウチの母、君に対して怒ってるよ」

あわてて「息子は故意に誤情報を伝えたのではなく、間違ったのは私の目、スミマセン」とメールを入れてみた。
返事は、ない。

やれやれ・・・

ピアニスト遅刻から始まり、大雨でずぶ濡れに続き、最後は間違った結果を報告。
こんなはずじゃなかったんだけどなあ~な、気分も曇りのち土砂降り雷雨な、トホホな1日。