
本日のpatchは「本日のピニー」に戻って、Bラクロスピニー。
子供といっても高校生な息子。
基本、私が親としてしゃしゃり出る場面は少ない。
付き添うことが必要なのは大体、移動の足としてと支払いをする財布としてみたいな感じだ。
それでも息子の事はわかっているつもりでおり、失敗した。
昨日、息子の学校で、来年度の学校スポーツ活動に参加する生徒向けに、健康診断が行われた。
全員参加義務というのではなく、個人で医者を訪ねるより格安で、学校スポーツ参加に必要な書類の項目だけを医師がチェックに出向いてくれるというものだ。
その書類提出が毎年必要になるので、息子も毎年これに参加させてきた。
今年も、会場の待合となる体育館まで一緒に出向き、支払いを済ませたあと、本人のみが医者の検診ルームへと進んでいった。
毎年、私はそうして体育館で終了して戻ってくる息子を待つ。
つまり、私は息子が医師とどういう会話をしているのかなど、知る由もなかった。
これが失敗の元。
検診に先立ち、書類の問診票の記入があり、息子の健康状態などわかっているわと私が記入した。
記入というか、怪我や大きな病気の既往症もなく、アレルギーもなく、服用中の薬等もないので、全ての項目に「なし」と回答した。
その際、ひとつだけ一瞬考えたのが「心雑音」。
5年前、健診で「心雑音あり」と診断され、心臓専門医で超音波を受けて「問題のない原因による心雑音」ということでクリアした息子。
その後、この問診票を書く際、心雑音だけは「あり」と回答してきた。
それでも、何の問題も無くスムーズに毎回書類クリアしてきた。
あれから5年、何も言われていないし、今更5年前の雑音を「あり」と書かなくてもいいか。
そう思って今年は「なし」とした。

(だって、5年も経てば別人だよ~)
診断が終わった息子に「心雑音の原因が問題ないものとされた書類を出すまでパスできないってさ」とメモ書き付きの書類を返された。
え、ここ何年も指摘されなかったのに、今年に限ってまた心雑音が発見されたのか?
違った。
待合室で待つだけの私は知らなかったのだ。
この5年、毎年ここで医師は息子の心雑音があるのを確認していたのだ。
それでも、問診票に私が「あり」と答えてきた昨年までは、「君、心雑音があるね」と問診票を確認する医師に、息子が「はい、でも超音波検査で問題ないものだと確認済みです」と答えることで、OKが出されてきていたという事らしい。
そのような会話が毎年なされているとは、それ以前に毎年心雑音が指摘されているとも知らなかった私は、「5年も何も言われていないしもう良いよね」と「なし」と記入したのだった。
おかげで再度、超音波を受け結果を提出せねばならなくなった。
知らなかったよ。
毎年指摘されてた心雑音。
今後は、面倒がっても自分で書かせよう、問診票も。
あ、というか、来年は卒業で、高校のスポーツ参加許可の検診はもうこれが最後なんだ。
息子の問診票を書くなどという機会も、もうないと考えて良いんだわ。