今日は映画「ザ・ワールズ・エンド」。
どんな映画なのか、全く知らずに「一応R指定ではあるからね」と言われたくらいの予備知識で出かけた。
映画が始まり、しばらくして、どこか妙な雰囲気の映画だなと思い始めて、舞台が英国なのがわかった時点で気が付いた。
この映画、どこか昔の英国コメディ映画「ワンダとダイヤと優しい奴ら」に似た感じが漂う。
ちょっとどこかダークでチープな感じとでも言うのか・・・。
そうかこれ、コメディなんだと気が付いて、そう思ってみるとまあ、許せる。
かつての高校同級生が再会し、英国のパブをはしごする青春ノスタルジーものかと思いきや、コメディ、それもSFコメディなのだ。
やっぱり最後までどこかチープな感じが拭い去れず、まあ、見なくても良かったかも、というのが本音。
この映画を選択した発起人に「汚い言葉使いのオンパレードでゴメンね~」と言われたが、実のところ、英語なので、多分他の人に比べ、ニュアンスのリアル感が違うはずで、私にはそう問題でもない。(というのが問題といえば問題だけど)
むしろ、主人公のお調子者ぶりなキャラの方が、「ああ、この人苦手なタイプだわ」と思えて、見ていてウンザリ。
まあ、映画の後は映画の鑑賞時間より長い時間みんなで盛り上がって、観たばかりの映画の事もどこへやら。
ま、それでいいのだ。
ちなみに、この映画「ワールズ・エンド」で、私が一番良かったなと思ったシーンは、ドアーズの「アラバマ・ソング」が流れ、主人公たち5人がパブに向かって歩くシーン。
ドアーズの曲がぴったり。
選曲のセンスにクスっと笑わずにいられなかった。
BGM「アラバマソング」ドアーズ