読んでいる間、独特の世界に引き込まれる。その世界が好きだ。
今まで読んできたのは、オリジナルである日本語版。
村上ワールドを、初めて英語版で読んでいる。
「アフターダーク」
これは日本語で読んではいなかったもの。

例えば、ラブホ(ラブホテル)が「Love ho」とされて出てきたりする。
説明はされているものの、日本の「ラブホ」を知らない米国人がこれを読んで、私と同じように「ラブホ」の風景を思い浮かべられるのだろうか。
そして、私が英語で読むと、やっぱりどこか、その世界に入っていくのにギクシャクする。
まあ、仕方ないっちゃ、仕方ない。
訳あって、今日は集中して約半分を一気に読破。
この物語、あちこちでジャズやポップやの曲目が言及される。
読みながら、出てきた曲を実際にその箇所で聴いてみるのが一つの楽しみ方らしい。
急いで読んでいるので、そんな楽しみ方はままならず。
とりあえず、ストーリーの冒頭で出てくる、私の好きなアルバムでもあり、夜中のジャズ喫茶で始発を待ちながらリクエストしたこともあるこの曲だけでも聴いておこう。
カーティス・フラーの「ファイブ・スポット・アフターダーク」
名曲。