テキサスの夏とはいえ、窓を開けて走れば、許容範囲。
実のところ、むしろ、窓から流れる自然の風のほうがエアコンを使うより好きなので、普段からエアコンはほぼ使わない。
問題ない。
普通に走れていれば。
予想外に、渋滞に巻き込まれた。
先で事故があったらしい。
少し時間に遅れて困るような用でもなかったので、遅々と進まないのはまあ良しとしよう。
動かない車。
窓を開けていても風など吹きはしない。
あ・つ・い・・・
耐えられないほどではないものの、車外は華氏3ケタの気温。
で、やられた。
出かける時に、携帯電話の電池が切れそうなのに気がついて、スペアの電池を掴んでそのまま助手席に置いていたのが、気温で熱くなっており、ご臨終。
充電地をノックアウトさせるテキサス・ヒート。
侮るなかれ。

(コイツらも、風が吹かなきゃ困るでしょ。)
さて、私が普段から窓を開けて車を運転する時の気分、誰も想像すらしないであろうが、脳内気分は、サラ・コナー。
映画「ターミネーター」(初期の、多分1の最後の部分)で、サラ・コナーが、ジーンズにバンダナ的な服装で、砂埃を立てながらピックアップトラックを運転するシーンがあったはず。
テキサスの炎天下を車を走らせる時、気分は、それ。

(例えば、こんな寂れた風景の中)
で、そのシーン、実際にはどうだか解らないが、サラ・コナーはエアコンの効いたトラックを運転しているより、窓を開けているべき。
運転は毎回命がけくらいに思っている。
相手は「ターミネーター」ではないにしろ、事故を起こさないように、巻き込まれないように、ハンドルを握る私はサラ・コナー。
(ま、今の体型じゃ、気分ですらなりきれてないけど。)
サラ・コナーを気取って見ても、世界どころか、電池も守れず。
8月7日。今日の私は完敗だ。
Angel,so nothing ever happens in heaven?