
本日のピニーは「本日のピンズ」に戻って、ソープボックス・ダービー1958年の缶バッジ。
久しぶりに、エステートセールに出かけた。
エステートセールというのは、他界された方(そうでない場合もある)の品々を家中をオープンにして売り出すというもの。
形見分けの済んだ遺品を全部売りさばいてお金にしてしまおう、というのならちょっと淋しいが、身内で使わない遺品を誰か使ってくれる人の手に譲る、と考えれば納得。
故人の方も、捨てられるより誰かに大切にされるなら、その方が良いだろう。
このエステートセールというものも、アメリカ的だなあと思うが、もっとアメリカ的なのかなと思うのが、このセールを仕切る業者の案内。
今回の案内には、「Rご夫妻のエステート」として、名前も写真もどんな方だったのかの紹介も記載されている。
そして「R夫妻の人生をセレブレイトしに来て下さい」と。
つまり、「ああこれらを手に人生を謳歌されたのだな」と全うされた彼らの人生を祝福し、それらを引き継いでいく・・・みたいな感じ?
そんなエステートセール。

(写真↑は、業者の案内より引用)
アンティークの味のある品々にも惹かれるが、私が引き継ぐことにした品々は洋裁材料。
パッケージがビンテージっぽい味を出しているボタンフックやバイアステープやレース等が詰め込まれた、いわば「洋裁材料おたのしみ袋」。

そして、「ハギレ布おたのしみ袋」

(これらが一袋に詰め込まれていた)
並べられた他のモノたちから想像してみる。
持ち主だったRさんは、こんなアンティークなミシンで・・・

バービー人形たちの服などを作るのを楽しまれていたようだ。

ハギレは、全てまとめてくるりと巻かれ、丁寧に保管されていたようで、整頓上手な方だったと見た。

きちんと大切にされていたのであろう布地、私が引き継いで使わせていただきます。
洋裁関連以外では、ボーイスカウトのビンテージなワッペン等をいくつか購入。
「本日のピンズ」の缶バッジもその一つ。
ソープボックスダービーは、ボーイスカウトのイベントだったのでは?と思う。
BGM「流浪の詩」中島みゆき
♪形見になるような物を拾うのはおよし