
本日のピニーも「本日のTシャツ」に戻って、2013オースティン・マラソンの参加記念Tシャツ。
先日も書いたけれど、昨年からこの大会、完走したゴールで受け取る完走Tシャツがなくなった。
Tシャツマニアな私には非常に残念。
参加Tシャツはメンズとレディースの2種が用意されていたので、レディースカットを選択。
夫のメンズのものはコレ↓

さて、今年もフルマラソン42.195km、無事にゴール。

(完走メダル)
ゴールでプロのアナウンサーが、名前をコールする。
私のゴール時のアナウンサー「やってきました!えっと・・・なんと読むのか・・頼むっ!」と、大会ディレクターに助け舟を求めている声がそのまま流れる。
大会ディレクターは、日本にもよく大会視察に出かけられると言う方で、すかさず「***(私の名前)!オメデトウゴザイマ~ス!」と日本語でアナウンス。
名前で日本人だとわかって日本語で祝福してくださったのに応えて手を上げたら、更に「ヤッター!」とこれまた日本語で。
そんなちいさな事も、やっぱり嬉しい。
昨夜、サンアントニオから帰宅したのが11時頃。
結局夕食を取り損ねたので、スーパーで買って帰ってきたスシをそれから食べ、12時就寝で3時起床。
3時間程度しか睡眠が取れなかったが、それを見越して昨夜きちんと睡眠をとっておいたので辛くはない。
気温も寒すぎず、レース日和。
今年は9年ぶりに夫も出場。
ただ、膝に痛みを抱える夫と準備不足な私。
いずれにしても一緒のペースで走るのは足の引っ張り合いになりかねないので、スタート直後からそれぞれのペースで分かれて走る。
私はとにかくゴールできることだけめざして、最初からリラックスペースで、とにかく進んでいけばゴールできるさ~な気分。

(写真:オースティンステイツマン新聞からお借りしています)
本当に今回は、「こんな程度の準備でフルマラソンに出て良いものか」と自分で思うほどこの大会に向けて何もしてこなかった。
それでもスタート地点に立ち、ゴールできると思えるのは、「知っている」という力。
過去何度も走ってきたことで、42.195kmがどのようなものか、走り続けるとどのような事が起こりうるか、要はツラさの予測がつくのだ。
で、例えば途中で右足にマメが出来てきたのを感じたけれど「あ~、こりゃ痛みに耐えて走ることになるか~」などと気持ちの準備と対応ができる。
「わかっている」というだけで、調整していけるだけでかなりな強みになる。
どんなに準備をしてもしなくても、早く走れても遅くても、全く辛くない42.195kmはないのだ。
そんなこんなで、予想通り昨年より更に遅い記録でゴール。

(完走メダルには、オースティンを代表して、ウィリー・ネルソン、州議事堂、テキサス大学タワー、ロングホーンが)
タイムはどうあれ、これでオースティン・マラソンは10年連続10回目の完走。
42.195kmのフルマラソンとしては、人生30回目の完走を果たした。
毎年1つ年を取っていき、いつまで走れるかが気になりだしてくる今日この頃。
今日のマラソンコースで演奏しながらランナーを応援するバンドの一つが、私が通過するときに演奏していたのが、ザ・クラッシュの「Should I Stay or Should I Go」(留まるべきか行くべきか)。
スタート地点に立てた時点で、ほぼ全ては決まっている。
よっぽどの異変が起こらない限り、途中で留まる理由などない。
来年のオースティン・マラソンのスタート地点に立っているように、また1年、頑張ろう。
因みに9年ぶり参加の夫は、用意しておいた膝サポーターを家に忘れて出てきてしまい、前半からすでに膝の痛みとの戦い。
走ると膝にくるので、走っては歩きを繰り返してゴールにたどりついた。
膝の痛みを抱えて長距離はかなり辛い。
諦めなかった夫と2人、メダルを胸に帰宅。
ただし、帰宅後は2人してゾンビ状態~。
BGM「Should I Stay or Should I Go」The Clash
♪Should I stay or should I go