
ロンドンオリンピック。
バトミントンの銀メダル。
競泳リレーの、北島選手を含んだ日本チームの銀、そして現役最後のフェルプスを含む米国チームの金。
特に日本の「チームワーク」が感動だった日、本日のピンズは、日本オリンピック委員会のピン。
今日のボランティア仕事は、いつものベーカリー仕分けではなく、他のパッケージ食品の仕分け。
箱に詰め込まれて寄付されてきた食品たちを、開封やダメージの痕跡がないか検品し、「箱・袋詰め製品」「プラスティックかガラス瓶詰め製品」「缶詰製品」「飲み物」「食品以外」に仕分けていく。

シリアル等箱詰めのものは、いったん箱を開封し中袋もチェックし、テープで再度箱を閉じていく。
用は使えないものを切り捨てていく作業だな、と仕事を進めていく。

すると、「あ、こういう缶詰は捨てるほうにまわして」と、指示が出た。
私がOKにしていた、「缶がぶつかったりして変形しているもの」もほとんどがNGなのだそうだ。
私にすれば、このくらいの缶のへこみで中身はダメージ受けないでしょう、なものも「捨ててください。だいたいここで検品する缶詰の8~9割はNGになる、というのが平均的です」と。
なんだか個人的にはやるせない。
店舗や個人から寄付されてきたこういった食品は、経済的に困っている人々の下へ届くことになる。
せっかくの食品、もったいない。
そう思ってしまう私には、どんどん切り捨てて行く作業はうしろめたくて後味が悪い。
買い物してきたあとに「あ、この缶へこんでた」な缶詰を買ってしまっていても、使うんだけどなあ、私は。
BGM「買い物ブギ」笠置シズ子
♪シャケの缶詰おまへんか