
息子がキンダーの後半を過ごしたB小学校を久しぶりに訪れた。
訪れた・・・とは言えないか。
オフィスの方と話し、あとはずっと駐車場でモーニングコーヒー飲んでただけなのが事実。
高校バンドの上級生の女子生徒が先週「来週、小学校の生徒に楽器のデモンストレーションをするので、参加できる人は連絡ください」という告知を出した。
直後に興味を示して「行っきま~す!」と登録したのはほとんどが息子を含む9年生。
メンツを見ても、息子もぜひ行きたい!と言っていた。
ちょっと風向きが変わってきたのは月曜日。
「登録した生徒はミーティングに集まってね」という段階で、上級生がゾロゾロと参加表明。
しかも、そのミーティングに出かけた息子、ミーティング場所であるはずの場所に誰も見当たらなかったと帰ってきた。
ミーティングを逃したし、同じ楽器の上級生も参加登録してきたし、僕はお呼び出ないかも・・・とちょっと残念そうでもあったが、その後、主催女子生徒から「明日A小学校に行くので、7:45に高校のバンド室に集合。そこから皆で同乗してA小学校にいきます。」と連絡が来た。
と言うわけで、昨日の朝、いつもより早く出かけたが、思ったより渋滞していて、高校で息子を降ろしたのは7:48。
帰宅後聞くと、「バンド室に誰もいなかった。もう出かけた後だったみたい。」と参加できなかったという。
確かに遅れたもんね。
他の同級生たちも行けなかったらしい。
で、遅刻で参加できなかった息子にもう2日目のお呼びはないかと思いきや、「明日7:45に、今回はB小学校の駐車場集合」と連絡が入った。
と言うわけで、今朝もいつもより早く、遅れないように家を出た。
集合場所に着いたのは時間より3分ほど早いグッド・タイミング。
が・・・高校生など、誰もいない。
集合時間が過ぎても、誰も来ない。
仕方ないので、息子はそのまま待たせたまま、小学校のオフィスで「高校の生徒が楽器演奏に来ることになっているかと思うのですが」と尋ねてみた。
音楽の先生から「音楽室に来ることになっている」と返答を貰い、音楽室にしるしをつけて貰った校内マップを手に駐車場に戻ると・・・
楽器のケースを傍らに立つ女子高校生が2人、私の車の対岸に立っている。
あ、あれじゃん?
車の中で待っていた息子に「あれでしょ?」と女子がいることを告げる。
「あ、そう・・みたい・・・」
息子のうかない返事の訳は想像がついた。
同級生が集まるかと思ったのに、この時点で上級生の女子2名。
その2名のところに入っていくのを躊躇しているのだろう。
と、この時点で、集合時間から5分超過。
その後もしばらく上級生女子が待ちながら朝食タコスをほおばっているだけという状態が続く。
やっぱり出て行きづらい息子。
車内で待つうち、一人、また一人・・と生徒たちが現れ、ようやく輪に合流していった息子。
がしかし、最初に参加表明をしていた他の9年生たちは誰も現れず、やっぱりなんだか居心地悪そうに突っ立っている。
やれやれ・・・。
告知直後に「僕も絶対行きたい」と言っていた時点でのイメージと実際はどうも違ってきてしまったようだ。

小学生に演奏を披露したあと、高校まで送り届けなければいけないので、駐車場でコーヒーを飲みながら待っているときに、ふと思った。
昨日の朝、3分遅れで到着して参加できなかった息子。
もしかしたら「もう皆行ってしまったあとだった」のではなく、もしかしたら「まだ誰も来ていなかった」のかもしれない。
う~ん、今日の様子を見ていると、その確立のほうが高いかも。
まあ、過ぎたことはどうしようもない。
それよりも気になるのは、上級生に囲まれたグループの中で「来なきゃよかった」な顔で戻ってくるかも知れない息子。
がしかし、「良かった。面白かった。」とかなり「やってよかった~」気分上々で戻ってきた。
とりあえず、良い気分で終了でよかった。
やれやれ・・・
(余談ながら、「参加しても高校の始業時間までに戻れます」と告げられていたのに、1時間目に遅れたぞ。まあ、習合時間から遅れてのそのそ集まってちゃ、無理もないけれど・・・)
本日のピンズは、小学校・・ではなく中学校のピン。
BGM「君に会いに行く」槇村敬之
♪待ち合わせの時間より ずいぶん早く出かけた