
昨日、息子を送り届けにキャンプ地に行ったのだから、そのまま私もキャンプしてもよかった。
というか、もしかしたら息子がOAの「肩たたき」を受けるかもしれなかったし、そのキャンプファイヤー儀式がどんなものか見てみたかった。
しかしキャンプ泊を自粛したのは、今日10マイルのレースがあるから。
この10マイル大会は、今年が第1回目の開催。
大会名の「オーステイン10/20 」は、10マイルのコース上に20のロックバンドが生演奏するというコンセプトを現している。
第1回目の開催ではあるけれど、大会ディレクターは、既に全国的にシリーズ化して成功を収めている「ロックンロール・マラソン 」を手がけてきた方。
さすがにかなりの準備期間を設けて、綿密に計画が練られてきた感がする。
走るコースは、オースティンの街中を外れた、DOMAIN というオースティンでは一番高級なショッピングモール。
モールを出た後は、特にコースは面白いわけでもない。
だからこそ、何マイルがおきに出くわすバンド演奏がエンタメとして引き立つ。
ただ走って過ぎると、バンドの演奏もじっくり聴けるわけでもなく、さーっと過ぎてしまうのが残念。
7マイル付近で演奏していたバンドが「ゴールまで持っていけるならどうぞ!」とサンプルCDを配っていたので、後でゆっくり聴こうと手を出してしまった。

「あっステッカーもどうぞ」と渡されたので、そこからゴールまでCDとステッカーを片手に走ることになった。
ゆっくり走っているし問題ないと思ったけれど、後に少し後悔。
「ゴールまで持っていけるなら・・・」と告げていたあのバンドマン、ランナーだろうか?手持ちのものがジャマになるの、良くわかっていたじゃない・・・。
そんなことを思いつつ、10マイル(16km)ゴール。
でかく重い、ロックな完走メダルを手にする。

ゴール後は、BBQとビールでロックバンドの演奏パーティーという趣向になっていて、ゼッケンにはBBQとビールの引換券がついている。
しかし・・・長蛇の列。
BBQの列に並んでもなかなか進まない。
そのうちに、一転にわかに空模様が怪しくなり、突然ものすごい冷たい風が・・・。
列の人々で諦めて帰っていく人たちもいて、その際に「私の分、良かったらどうぞ」と引換券を周りの人に譲っていく。
私の手にもBBQ券が8枚も・・・
ちょうど私がBBQを受け取って居るときに大雨が降りはじめた。
(BBQは2枚分いただき、残りの6枚はまだ後ろに並んでいた人々にむりやり受け取ってもらった。)
2枚持っていたビール券でいただいた缶ビール2本は、運転して帰るので持ち帰り。
雨はやみそうにもないので、大雨の中駐車場まで濡れながら歩いていくことにした。
ま、どうせ汗まみれだったし、幸い昨日息子に用意したけれど持っていかれなかったビーチタオルがあるので良いやと。
ただ、少し前までの気温がうそのように寒い。
楽しい大会だったけれど、レース後の列の長さと急変した天候だけが残念だった。
本日のピンズは「本日のTシャツ」に戻って、この第1回オースティン10/20の参加記念Tシャツ。
男性用と女性用が用意されていて、これは女性用のカット。
いただいて帰ってきたビールは後に祝杯。
アルコールが飲めないのに、なんだか祝杯したい気分で・・・。
その「ミラー64 」というライトビール、ものすごくライト。
私でも全然大丈夫な超ライト級。
気分だけビールを飲みたい時には、これを買ってみようかな。