
由紀さおりさんがアメリカでヒットしていると聞いてから、気になっていた。
「夜明けのスキャット」のあの由紀さおりさん。
なぜ今アメリカで?と。
ヒットしたのは、アメリカのジャズ・グループ「ピンク・マティーニ」とのコラボ・アルバム「1969」。

「夜明けのスキャット」」など、日本でのヒット曲が収録されている。
英語で歌われているのだろうと思いきや、日本語のまま歌われている。
本屋に用事があって出かけたついでに、CD売り場を覗いてみた。
足を踏み入れたら、店員さんに「何かお探しですか?」と声をかけられた。
「ジャズ・コーナーはありますか?」
「はい、ジャズはこちらになりますが・・・特にお探しのCDがあるのでしょうか?」
「ピンク・マティーニなんですけど・・・」
「あ、ピンク・マティーニなら、ここに」
ピンク・マティーニはジャズでないコーナーにあった。
「ここにこれだけ(1種)しかないけど、確か裏にもっとあるはず・・・」
目当ての「1969」はそこにはなかったけれど、「在庫室にコレもあった」と店員さんが探して来てくれた中に含まれていた。
「あ、コレを探してたんです」
「うん、それが最新盤ですね」
ちょっと驚いた。
本屋内のCD売り場、そこの店員さんが、ピンク・マティーニがどこにあり、1969が最新盤であるということもちゃんと把握していたことに。
アメリカの小売店、商品の知識や、店のどこに何があるか把握していない人が多いのを見てきた。
店員が把握している、という状態に驚く。
アメリカって、そんな感じ?
それとも、このアルバム、やっぱりかなり知られたヒット作ということだろうか。
本日のピンズは、ピンク・マティーニ&由紀さおりのCD購入記念に、ピンクの気球にマティーニ・グラスのイラストな、ニュー・メキシコの「MADD」(飲酒運転反対、母の会)ピン。
さて、これからCDを楽しもう。
BGM「マシュケナダ」由紀さおり&ピンク・マティーニ