
来年度、中学に進級するカブスカウト達を対象としたキャンプがこの週末3日間行われている。

ボーイスカウト隊は、そんなカブスカウトのために、各隊一つづつ、何かしらのゲームを用意する。
息子の隊は、毎年恒例で行う「ナイフ投げ」。

ターゲットを2つ設置し、斧とナイフ(ビンテージもの)を3本づつを順番で投げさせる。
いわば、ダーツのアウトドア版といったところ。

(奥のターゲットに刺さっているのが、ビンテージ・ナイフ)
シンプルだけれど意外に難しく、ターゲットに刺さると歓声が上がり、複数命中した子などは、その刺さったところと一緒に記念写真を撮ったり・・・盛り上がる。

ホストする側の息子たちは、投げられたナイフや斧を拾い集めて渡していく。
隊リーダーである息子は、投げ方のコツの説明なども。

他の隊も、木を集めてヤグラを作る方法や・・・

キャンプでマッチを使わず火をおこす方法とか・・・

ロープを引き合うゲームとか・・・

くもの巣パズルなど、など・・・と、

カブ・スカウトからボーイスカウトへ進むと習う基本を応用したゲームをホスト。
このキャンプ、カブスカウトを卒業していく子達を各隊の用意したゲームに参加させていきながら、ボーイスカウトへの、そして各隊へのリクルートの機会も兼ねている。
勧誘も大事だけれど、それより、子供たちが歓声をあげ、目を輝かせて笑う姿が途切れず、楽しんでもらえたことが息子たちにとっては成果。
ワイルドなナイフなげで盛り上がるのは子供たちだけではない。
カブスカウト達を引率する大人のリーダーたちも、「よし、良いとこみせてやろう」とばかりに挑戦する。
的に刺さらず「ダメじゃん~」で笑いを誘うリーダー。
見事的中させ「どや!さすがやろ」な面目躍進なリーダー。
一番歓声が上がったのは、これ。

最初に投げてターゲットに刺さった斧に、次に投げた斧が刺さったという、コアラな状態。
偶然斧に斧が刺さって、投げた本人もびっくり。
すかさずターゲットに走り寄り、ドヤ顔。カメラのシャッターがいくつも切られる。
アウトドアで、アナログでシンプルな遊びで笑いあう。
好天の秋の一日。

本日のピンズは、星条旗模様の、ボーイスカウトのクレスト・ピン。
BGM「千のナイフ」byYMO
一人が3本ずつ投げるナイフ。何人が参加したかな?
千本のナイフ、投げられた?