
記憶力がかなり退化した。
情けないけれど、自覚している。
なぜそんなことを再確認しているのかというと・・・
高校のスポーツでは、試合に参加する前に「コンカッション・テスト」と言うものを受けておかねばいけない。
息子のラクロスも、このテストを受けていないと試合に出られない。
コンカッション・テスト、つまり脳震盪テストって、運動したりぶつかったりと、車のクラッシュ・ダミーが車の衝突テストに使われるような、荒々しいものを想像してしまう。
がしかし、会場は学校のコンピュータ室。
息子を送り届けると、すでに多くの選手がPC画面に向かっている。
終わった後きいたところ、テストは、短期記憶力などの脳の働きを見るものだったようだ。
例えば、いくつかの単語はフラッシュで次々に画面に現れたあと、単語のリストが出てきて、どの単語が最初のフラッシュで出てきたものかを答えるもの。
9個の異なる象形が示され、それを眺めて覚えたあと、どの形が何番と同じものかを答えるもの。
などなど。
要するに、平常時に、このテストでどのくらいの記憶ができるか、どのくらいのスピードで答えられていくかなどの基本データを取っておくのが今日のテスト。
そして、スポーツの試合などでぶつかり合ったりして脳震盪で気絶した場合、しばらくの休養の後、練習や試合に復帰して良い状態か見極めるために、同じテストを行うのだ。
平常時と、脳震盪後のテスト結果を比べて、脳の働きが平常時と変わりが無ければ復帰が許可されるというわけだ。
このようなテストが義務付けられているのは、簡単な体の反射テストや、本人の「大丈夫です」という申告だけでさっさと復帰を許してしまい、2度目のインパクトを受けてしまった場合に、取り返しのつかないダメージとなってしまうからなのだそうだ。
なるほど、納得。
という事だから、この「テスト」、平常時の状態を見る目的だから、スコアが良いか悪いかは問題ではない。
だけれど、息子からテスト内容を聞いていると、「あ、私それ全然ダメそう」なものが多く、改めて、どれだけ短期記憶力に自身がないか再確認させられてしまった。
脳の活性化、記憶力の向上・・・
なんとかならないものでしょうか。
本日のピンズは、ワーナー・ブラザーズのピン。
WBはWarner Bros.のWBであって、Worst Brainの略ではないので、あしからず。
BGM「気絶するほど悩ましい by チャー」
♪気絶するほど