
朝の早い時間ならともかく、ジョギングするには暑すぎな季節になった。
熱中症対策で、走るのに水を携帯する方法にも試行錯誤してきた。
最も一般的と思われる、ウェストに巻きつけるウォーターボトル・ホルダー。

悪くは無いのだけれど、どうも腰の周りが下に引っ張られて心地よくない。
リュック型のキャメルパック。

これも悪くは無いけれど、見た目が大げさ。
それで数年前に買ったのが、ウェットスーツ素材のハンド・ホルダーがついた、コレ。

気軽に手に持って走れるし、ホルダーに手を入れて持つと、手が開いても落とすこともなくて良い。
ただし、走っていると手からの熱で、ボトルに氷も入れて走り始めても10分ほどで解けてしまうし、1時間強の走りの後半では、完全にボトルの水がお湯になっている。
熱中症対策がお湯では、役に立たない。
今年も暑くなってきたし、何か優れものグッズはないかと探して見つけたのが、同じタイプのハンド・ホルダー型で、軽い保温効果の付いたもの。

保温効果が通常ボトルの2倍。1時間ほどの保温効果。
というから、テキサスのアウトドアの暑さの元ではそんなに効果がなさそうだけれど、せめてお湯でなく水でいてくれればそれで結構という気持ちで、これを買ってみた。
さて、どのくらい保温効果があるでしょうか?
このボトル・ホルダーも買いたかったが、アウトドア店を訪れたメインの目的は、防水バッグ。
今週末、ボーイスカウトのカヤック・キャンプに出かける夫と息子だが、荷物はカヤックに載せられる最小限のものだけを防水バッグに詰めていく。

黄色い物が、その防水バッグ。
上に載った野球帽のサイズと比べれば、一泊のアウトドア・キャンプの備品として最小限の量なのがわかるかも。
バッグの他に、飲料水は一人当たりボトル3本で計約3リットルを携帯していく。
これはバッグに入れなくてもバラでカヤックに積める。
・・・と言われて思い出す。
昨夏、ボーイスカウトのキャンプでラフティングした際、ガイドの方が皆のウォーターボトルはボート内に装備したのに、私のボトルだけを「これは引っ掛けるところがあるから・・・」とボートの外側に装着した。
そしてボートが岩にぶつかったと思ったら、私のボトルが川の流れに乗って流されていく。
そのときのガイドさんの一言「あら、誰かのボトルが壊れて行っちゃったわね~」
・・・って、私のだっ!
まあ、仕方ないかと思ったが、後続のボートの人が救い上げてくださっていて、ボトルはコロラドの川を泳いだ後、生還。
キャップのループの接合部が、見事にちぎれていた。

このキャップだけでも販売されているので付け替えればOK。
だけれど、キャップは3ドル(今日買った店では2ドルだった)。通販すれば送料の上乗せでボトル自体の買い替えができる価格になるので意味がない。
店頭で買いたかったけれど、何度か来店しても色がピンクしか店頭になく、買うのをためらっていた。
それが今日、赤、青、白が店頭に入荷していて、ようやくキャップの取替えができ、ボトルが元の状態に戻った。

たかがキャップ、されどキャップ。
ループがつながっていないと、カナビラでまとめたりできないなど、小さな不都合がストレスなのだ。
たかがウォーター・ボトルであれこれ気にしているのが大げさにも思えるが、水は大事。
デカケルトキワ、ワスレズニ。
本日のピンズは缶バッジで、外からは防水だが内側の湿気は逃す「ゴアテックス」の缶バッジ。
BGM「名前のない馬」byアメリカ
♪After two days in the desert sun
♪My skin began to turn red
♪After Three days in the desert fun
♪I was looking at the river bed