
先週、ディストリクト・バンドのオーディションで、更に上のリージョン・バンドの椅子に挑戦する資格を得た息子。
今日はそのリージョン・バンドのオーディション日。
先週地区ごとに行われたディストリクトのオーディションから、資格を得た上位の者が集まってのオーディション。
オーディションに進んだのは、バンドの構成で必要な演奏者の数に比例するので、楽器ごとに人数が異なる。
例えば、アルト・サックスは椅子は6つ。3地区で行われた先週のオーディションからトップ6人、つまり合計18人が今日のオーディションに挑戦する。
そして今日のオーディションで1~6位がリージョン・シンフォニック・バンドのメンバーとなり、7~12位がリージョン・コンサート・バンドのメンバーとなる。残り6人は落選。
息子はバリトン・サックスとアルト・サックスの両方で挑戦権を得たが、どちらかを選ばねばならないので、バリトンを選択。
先週バリトンの方が上位を得たからではなく、合格して演奏するなら好きなバリトンを演奏したいから、だと言う。
バリトン・サックスは音が大きいのでバンド構成では2名のみ。
先週の3地区のそれぞれのオーディションから2名が今日のオーディションに進み、6名が競う。
1~2位がシンフォニック・バンド、3~4位がコンサート・バンド、5~6名が落選、というこじんまりな戦いだ。
朝、息子を学校まで送り届ける。学校からはスクールバスでオーディション会場まで参加者揃って出かけていく。
帰りもスクールバス送迎があるのだけれど、バリ・サックスは多分さっさっと終了しそうだし、全部終了してからのバス送迎を待つと待ち時間が4時間くらいにもなりそうなので、会場に迎えに出向く。
到着すると、ホールに、終了した楽器の結果が既に張り出されている。
バリトン・サックスもすでに掲示があるのが見える。
さて、どうだったでしょ~。
先週のオーディション後、審査員の一人だった息子の個人レッスンの先生から「君はずば抜けて1位だった」と言われていた息子。
それで、今日も1位の可能性は無くはない、いや、結構可能性高いかも、と息子本人は思っていた。
結果は、息子、リージョン・バンドでも1位を獲得し、リージョン・シンフォニック・バンドのファースト・チェアに選ばれた。
喜んでいるかと思いきや・・・

控え室で仲間たちとトランプしていた息子を見つけ、そっと「おめでと~」と言うと、「I know.」とぼそり。
ある程度「イケる」と予想していたので、そう嬉しくもないのか?
昨年、このリージョン・バンドの椅子を逃したときは、涙目っぽくて悔しそうだったのにな~。
それだけ、サックスの腕前とともに、自信も付いたってことなのかな。
ま、オメデト~。
高校生なら、この後更にステート・バンド、つまり全テキサス州バンドへの挑戦へと進出していくのだが、中学生はこのリージョンまでで、州レベルはない。ここまででオーディションは終了。
(ちなみに、今回にオーディションはリージョン「オーケストラ」のオーディションも兼ねていて、息子のように1位ならリージョンのオーケストラの椅子も獲得できていたはず。が、幸か不幸か、オーケストラの構成にサックスは含まれないので、サックスのみオーケストラ・オーディションの対象外。何が「幸か」なのかというと、オケのオーディション可能であったとしても、多分パスしてた。リージョン・オーケストラのメンバーになると、コンサートがラクロスの遠征と重なるから無理なのだ。どちらを取るか悩まずに済んだのが「幸」。)

選ばれたリージョン・バンドは、来月コンサートで演奏をする。
オースティンの中学生オールスター・バンド。
息子の学校バンドの演奏とどう違うのか、楽しみだ。
本日のピンズは、マーケティング・エデュケーションのピン。
なぜ、バンド・オーディションの話でコレかというと・・・
今回のオーディションの主催は、テキサス音楽教育者協会。
この協会のロゴが・・・

この左上の、イニシャルをデザイン化したもの。
ね、同じ発想でしょ、「TMEA」のロゴと「ME」のロゴ。
BGM「シックス・セックス・サックス」ARB
♪オイラはクラブの サックス・プレーヤー