
中学校の、アメフト・シーズンが終わった。
同時に、バスケットボールがシーズン・イン。
これらの活動は学校のアスレティックの授業として扱われるので、アメフトもバスケもやっていない息子だけれど、変化の影響を受ける。
春の陸上シーズンのためにアスレティックを選択授業でとっている息子。
陸上が始まるまでは「オフ・シーズン」のグループでの授業となる。
アメフトのシーズン中は、バスケ待ちの同級生たちとバスケの練習がオフ・シーズン・グループの授業内容だった。
アメフト終了で、トライアウトで選出された25人がバスケのグループになり、アメフトを終えた80人近くの生徒たちと陸上待ち、バスケ落選の生徒たちが、オフ・シーズンのグループとして筋トレなどの体力作りに励むことになる。

今週から始動した、大勢のアメフト選手を抱えたこのオフ・シーズン・グループ。
最初の数日は体力測定。
そして、コーチが8名をキャプテンに指名。
息子がそのうちの一人となった。
キャプテンは早速、「ドラフト会議」に召集される。
各キャプテンに、オフシーズンの生徒たちの体力測定結果リストが渡され、それを元に、順番に、自分にチームに誰が欲しいか選んでいくのだそうだ。
ふ~ん。
多分、息子、友達など好きな子を選んだかな?と想像しつつ、「誰があなたのチームになったの?」と尋ねて見る。
返ってきた答えは意外だった。
「いまいち、誰が自分のチームになったのか覚えていない。体力測定結果の中でも、僕は100m走の記録を一番重視して選んでくことにした。名前は気にしてなかったから、誰を選んだかよく覚えていない。」
ほほう~、仲良しグループでなく、ちゃんと体育チームとしてのメンバー選びをしたんだ~。
でも、走りだけで選んぶと、チームの能力バランスはどうなのよ?
こうして「ドラフト会議」で決まった8チーム。
特にメンバー構成が重要になると思われるのが、毎週金曜日の授業で行われる「チーム対抗戦」。
リレーや綱引きや・・・いくつかの対抗戦が行われ、総合得点で週ごとに、チーム優勝を競い合う。
いわば、毎週金曜日はプチ運動会。
第1回の対抗戦日だった今日。
走りを重要視したという息子チーム、キャプテンとしての采配ぶりはどうだったのよ?
尋ねてみると、今週は8チーム中4位。
まあ、よくも悪くもなく・・な位置?
他のチームも、走るのが早い選手がリードしても、パワー系の能力はあるけど走るのは早くない選手が苦戦したり、各分野に優れた選手をバランスよく配備してもうまくいくとは限らずだったり・・・というのが表れたそうで。
競技内容が毎週変わるので、勝敗の順位も変化が起きるはず。
なるほど、生徒にチームを編成させて、どういうチーム構成がどういう戦略に向くかなどを体験させているという事かな。
ただ筋肉をつけるだけ、各スポーツで勝ちを目指すだけでなく、リーダーシップ、コーチ術的な部分も網羅されているんだ~と、アスレティックの授業内容に、ちょっと感心した。

本日のピンズは、ミッキーマウスのアメフト・ピン。
9月から始まったアメフトシーズンが終わり、オフ・シーズン・トレーニングに合流してきたアメフト選手たち。

来年は高校のアメフト・チームとしてフィールドを走り回っているんだな~。
中学の、いわゆるクラブ活動は7年生と8年生対象で、2年間しかない。
あっという間に過ぎていくな~、この子達が中学のユニフォームでフィールドを駆け回った姿というのも。
BGM「星空」by風
♪シュークリームが大好きだったキャプテン