
今日は、毎年恒例のチャリティー・ガレージ・セール開催日。
このガレージ・セールは、大きなイベントセンターを会場に、人々が寄付したあらゆる物が販売される、いわば規模の大きなフリマ。
売上金は、虐待された子供たちを助けるために使われる。
毎年、このイベントは楽しみにしている。
楽しみの一つは、毎年ボランティアをされているRさんに再会すること。
数年前にTシャツの山をつい畳んで並べなおしている私に驚いたRさんが声をかけてこられて以来、毎年「今年も来たわね」と、お互いまた一年健康で再会できるのを確認するのが楽しみになった。
今年もRさんの方から私を見つけ、「今日の狙いは何?」と声をかけてきてくださった。
今回のこのガレージセール、私の唯一の狙いは、息子が2年前に遠征チームで手にしたユニフォームのTシャツ。
一番のお気に入りのシャツなのだけど、さすがにサイズが合わなくなってしまった。選手に支給されたシャツなので、同じシャツのサイズ違いを手に入れるには、誰か他の選手が寄付として手放したのに運良く出会うしかない。
多分、可能性は低いよな~と思いながらTシャツの山を掘り起こしていったが、やっぱり見つからなかった。
コレクティブル売り場には、アンティークっぽいものが並ぶ。
だけど、ここだけでそっと言うと、ここの「アンティーク」の識別にはいつも疑問。
アンティークが並ぶ中に、ボーイスカウトの現行ベルトが並んでいて、ひとつ1ドルだったのでこれを購入。でもこれね、全然「アンティーク・コレクティブル」じゃない代物だから、この売り場カテゴリーは疑問なのよね。
レジの袋詰めを待っている際に、右手の棚に並んだ花瓶がいくつか目に入る。
その中に見覚えのあるものが・・・
そう、春にウチがガレージセールをして不用品を処分した際、売れ残ったものを、今回のセールを開催している団体に寄付として引き取ってもらったのだった。
この花瓶も、その中のひとつに違いない。
この花瓶の歴史というのは、もともとは必要性があって近所のガレージセールで私が25セントで買ったもの。用途が終わったので不要になり、自分のガレージセールで25セントで売り出したけれど買い手がなく、寄付したのだった。
25セントで我が家に来て、25セントで売れずに我が家を去った花瓶。
う~ん、これ、アンティーク?ただのどこにでもある大量生産の花瓶にしか見えないけど・・・と思って見てみたら付けられていた価格は、5ドル。
う~ん、これ、5ドルで売れるのか?
私が付けたより高い価値に見てもらえて良かったね、と、そっと花瓶を棚に戻した。
買い手が見つかったかどうかは定かではないけれど。
でも、誰かのゴミは、別の誰かの宝。物の価値はその人次第。そういうのがフリマの楽しみだからね。
あまり収穫もないまま、ペンダントやネックレスなどを扱う貴金属コーナーに、いくつかピンズがあったので購入。
本日のピンズは、今日このセールで入手した中から、絵柄の雰囲気がなんとなくレトロっぽくて良い感じのバルーンのピンズ。
バルーンもののピンズというのは多く、なぜか好まれる絵柄らしい。
色は2色しか使われていないものの、はっきりした銀色のアウトラインが映えて、縦2cmにも満たない小さな金属の上でレトロな絵柄がノスタルジック。
小さな中に、アートを感じる。そんなとこが好きなんだな~、ピンバッジって。
BGM「Up Up and Away」フィフス・ディメンジョン
♪Would you like to ride in my beautiful balloon