
息子のラクロス・チームでは、毎年記念写真撮影が行われる。

過去3年、毎年フィールドで撮影されていたのが、今年は撮影場所が体育館。
なぜに屋内で撮影なのだろう?と思ったら、当日、なるほどと理由がわかった。
体育館内には、このような「グリーン・スクリーン」撮影スポットが3箇所用意されている。
到着した子供達は、受付を済ませ、列に並んで順次撮影をしていく。

終わったら帰って良いですよ、といわれたけれど、チームメンバーが並んでの全体の写真は?
と思ったら・・・
グリーン・スクリーンを使用しているので、各自個々に撮影したあと、デジタル処理でメンバーを整列させてチーム写真を作るんだそうだ。

ほ~、なるほど。
デジタル時代のアイデアだわ。
便利な方法だけど、チームが揃って撮影するという「集結」感がなくて味気ない気もする。
今回の息子のラクロスの場合、上のサンプルのようなチーム写真が全員に配られる事になる。
これはチーム参加費の中に含まれているので、コレだけでOKの子は立ち姿を個人撮影して終了。
オプションとして、個人写真も購入したい場合は、追加の「アクション写真」の撮影が行われる。

個人写真パッケージは、個人写真プリントのほかに、チーム写真に個人写真を合成させたものなどが用意されていて、このパターンが欲しかったので追加購入することにした。
アシスタントの女性が、ポーズを指示する。

基本的な立ちポーズを撮影したあと、ボールを投げる動作や、走っている姿などの「アクション写真」が撮影されていく。
個人写真なら1ポーズで充分なのだけど、複数のポーズを撮影するのは、数ポーズを組み合わせたポスターなどが商品としてあるのと、サンプルで見た写真が「どれも良い~」と思うと購入したくなる親心をくすぐるマーケティング方法なのだろう。
実は、この商法に乗せられてしまったことがある。
数年前、息子が大きな空手の大会で思いがけず3位に入賞した際、表彰の場で渡されたのが「トロフィー引換券」と「入賞後の手順」。
入賞後の手順には、トロフィー受け取り→大会HP用に写真撮影となっていて、その手順の流れに沿って写真撮影に誘導される。
勝手にポーズがいくつも撮影され、購入オプションの説明がなされる。
あ~、なんだそういう事か~。
と思いつつ、やっぱりプロの撮影は上手い。
商法に乗せられるようなのは悔しい気もすると思いつつ、ポーズを組み合わせた写真を購入した。

撮影しなきゃいけないように誘導して売り込みというのは気に入らなかったけれど、まあ、いいや。
と納得していたのだけど・・・
翌日、別の部門で息子はものすごく思いがけず1位に 。
写真に写った3位のトロフィーよりもぐんと豪華なトロフィーを手にした。
あ~、しまった、このトロフィーも一緒に撮影した方が良かった~、と思ったけれど、既に昨日購入した写真があるので、再度撮影はあきらめた。
思いがけない3位で舞い上がってたのね、私。
それにまさか1位になるとは微塵も予想していなかったのだ。
せっかくの写真が、「あとで撮ればよかったなあ~」と今でも見るとちょっとガッカリ感が拭えない。
本日のピンズは、観光スタイルのミッキーマウスがカメラを抱えている「カメラマン・ミッキー」ピン。
これは先日もちょっと触れている けれど、ディズニー・ワールド でいただいたもの。

自分のキープ用と交換用の2個セットでいただいたのだけど、交換に使わなかったので、現在は1個は私のコレクション保存、1個は息子のランヤードにくっついたまま子供部屋のどこかにある(はず)。