コーラでハッピー | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

昔のアメリカのコカコーラCMにこんなのがある。



足を痛めて戦線離脱したアメフト選手。ファンの子供が差し出したコーラを渋々受けとる。
コカ・コーラでスマイル!

この古いCMをふと思い出させたのは、息子が持ち帰ってきたコカコーラ。

昨日、陸上の試合で夜遅く帰宅した息子。
それから宿題を片付け、いつもより就寝が遅くなった。
その上に、今朝はバンド授業で1時間早く登校しなければならない。

このバンドの課外授業は、各楽器ごとに曜日と時間が割り振られていて、先週までの息子はアルト・サックスで放課後にこの「セクショナル」と呼ばれる必須課外授業に出なければならなかった。
今週からサックスの担当がローテーションし、バリトン・サックスになった息子。
スケジュールで確認するとバリ・サックスのセクショナルは月曜の放課後だった。

それで月曜、放課後に音楽室に出向くと先生に「あ、ゴメン。良い忘れてたけど、サックスのセクショナルはバリもテナーも水曜の朝に変更になったの。」と言われたそうだ。
(セクショナルがないので、息子はダブルブッキングで休まざるを得なかった陸上の練習に急遽走る。)
で、水曜の朝である今朝、「今日の睡眠の1時間の差は大きいよな~」と寝ぼけ眼で「ゼロアワー」登校した。

陸上は、試合の翌日は練習がお休みになるので、今日はスクールバスで帰宅してくるはずの息子。
バスが通過していっても、帰ってこない。

想像できるのは、先生が「水曜の放課後」と言ったのを息子が「水曜の朝」と聞き間違えていて、実は放課後にセクショナルを受けているのではという事。
多分そうだろうと思い、放課後セクショナルの終了時間にお迎えに行ってみた。

あたり~。

ただ、息子の聞き間違いではなく先生が伝達間違いしたそう。
なんでも、朝行ったらR君と息子だけしか来ていなくて、R君は「誰もいないじゃん!」と帰っていったという。息子は先生を探し「もしかして水曜の朝じゃなくて放課後だった?」と聞いたところ、先生が「ゴメンね~。放課後を勘違いして朝って言っちゃってた。お詫びにコレあげる。」と、コーラを1缶差し出されたそうだ。

(はい、やっとコーラが出てきましたね~)

私だったら「え~、マジ~。だったら1時間寝られたのに~」と思うところだが、どうやらこの「1缶のコーラ」の効果は大きかったように思える。

普段はあまりこと細かく出来事を話さない息子なのだが、コーラを貰った話のあとも、「R君がね、後で今日は朝来たのに誰もいなかったとかブツブツ言ってたから、Rも先生に聞いたらコレもらえたのに~ってコーラ見せびらかしちゃった。」などとも語り、夜宿題するときには「貰ったコーラを飲みながら宿題しよ~と。」などと言ってコーラ片手に部屋に向かった。

今日もTシャツ@TEXAS(テキサス州オースティン)-ffcl

それ以外にも、今日はやたら機嫌が良く、鼻歌歌いながら、言われる前に宿題を始め、雨が降っているのに嫌な顔もせずにラクロス練習に向かい・・・とにかく気分がよさそうなのだ。

思いつくのはやっぱり「1缶のコーラ」。
多分、朝、バンドの先生が間違いを認め誤り、その気持ちとしてコーラをくれた・・・というのが今日1日の息子の気分を変えたのではないかと思える。

差し出された1缶のコーラ。
そのもの自体は珍しいものでもないけれど、その缶を差し出す人の「気持ち」が、ハッピーにさせてくれるのだろう。
朝から「何だよ~早く来たのに。今日はついてねえ~」になるかも知れなかった息子の気持ちを、「早く来たったけど先生謝ってたし、ま、いいか~」に切り替えて1日を上機嫌で過ごさせてくれた先生。小さいことだけど、グッジョブ!

ところでこの缶、FIFAワールドカップ・サッカーの「トロフィー・ツアー」仕様デザイン。
ワールドカップのトロフィーが世界各国を周るらしい。オリンピックの聖火リレーのようなものでしょうか。
アメリカは、4月30日マイアミの後、5月1~2日にヒューストンにやってくるらしい。
このトロフィー・ツアー・バージョンの空き缶が入場券代わりになり、ワールドカップのトロフィーをまじかで眺められたりするそうだ。

日本はアメリカの前、4月23日原宿ラフォーレだって。)