これまでの自分の学校がホストしてきた2~3校の対決と違い、今回は6校が対決し、初めて男女一緒の試合。
規模が大きい分、各学校からの参加選手数は各種目3~4人に限られている。
息子は幅跳びと3段跳び、400mと4×400mリレーに選ばれた。

出場する選手達は、6時間目の途中から7時間目の授業を受けずにバスで試合会場へ向かう。
会場はオースティンの隣の市の高校のスタジアム。
試合開始の4時。まずはフィールド競技と2400mから始まる。
息子が参加するフィールド競技の幅跳びと3段跳びは、砂場の並んだ場所で同時に行われる。
同時に行われているため、両方にエントリーの息子などは混乱。
幅跳びの「次の学校」として順番を待っているときにいきなり3段跳びの方のコールがかかってあわてて3段跳びしたり、1度などは3段跳びの助走中に隣の幅跳びでコールがかかり「いないのか!」と確認されていたりで、見ているだけでも落ち着かない。
それにしても、陸上の試合で見る息子に驚いたのが、いつの間にかついていた筋肉。
立っていると、ボーッとしてスポーツマンタイプにも見えないのだけど、

走り出すと、筋肉がムキッと浮き出て全然違うように見える。

童顔の顔と筋肉のついた体のアンバランスさが変に思える。
走っているときの息子が大きく見えるように感じるのは、筋肉のせいだろうか。
↓3段跳び
↓走り幅跳び
3段跳びは、5位に入った。
幅跳びはその場で順位が発表されなかったので、何位だったのかはまだわからない。
ただ、記録は自己記録をマークした。
フィールド競技が終わってトラック競技が始まるが、出番でない種目の間、延々と待ち時間が続く。

最初のうちはチームメイトと歩き回ってはしゃいでいたのだが、とにかく長い。

そのうちみんな座り込み・・・

陽が傾いてきて風が出てきた頃、スタンドの私に歩み寄ってきた息子。
オレンジとバナナを食べ、パーカーを着ると「寒い。疲れた。」と丸くなる。

確かに急に寒くなってきた。
「すごい疲れたし足首が痛い。こんなんで400m走れないよ~」とどんどん盛り下がる中400mのコール。
トラックの入り口でぐずぐずしていた息子に通りかかったコーチが「お、ここにいたか!400走るんだろ」とニコニコと背中を押す。
コーチの笑顔に安心したかのように息子はトラックへ。

ヒートは、速い順に走る。
息子は第1組。各校の最も速い選手が走る組だ。
(ビデオが揺れているのは、スタンドが誰かが歩くと揺れてしまう構造だったため。目の前を通過する箇所は、ズームの切り替えが出来ずに録画ができてない・・・)
最終コーナーを回ったところで先頭に立ったが、その後1人に抜かれ、2位3位をデッドヒート。
私の目には3位に見えたが、トラック内側から見ていたコーチやチームメイトには「2位だった」と言われたという。
正式順位は公式記録待ちというとこだけど、第1組で2位3位接戦、1位もそんなに離れていないという結果は上等。
それより、自己記録を1秒縮めた記録に息子もコーチも大満足。
400mを走り終えて、3種目が間に挟まれ、試合最後の種目4×400mリレー。
息子は第1走者で出走。
(やっぱり目の前を通過する時にはビデオのズームが間に合わずに撮れていない・・・)
接戦になるが、私の目にも「あ、疲れたな」と見える。
4人でバトンを繋いで、リレーは2位。
6校の男女が集まる試合で、自己記録を更新したり、良い順位に入ったりで興奮気味の息子を乗せてスタジアムを後にしたのは、もう夜9時を過ぎた時間。
家に着いて夕食を食べたらもう寝る時間なのだけど、そこから数学と理科とラテン語と英語の宿題。
しかも明日は朝のバンド授業で1時間早く登校する日。
平日に長いよ~ 陸上の試合。