400m DASH | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

息子の陸上の「練習」は今日が最終日。

以前にも書いているが、アメリカの中学のいわゆる「部活」にあたるものはシーズン制。
アメフトは9~11月だけ課外練習し試合、バスケは11~2月だけ課外練習し試合、そして陸上は2~3月だけ課外練習し試合する。
息子の場合、アメフトもバスケのしたくないので、シーズン以外は「オフシーズン」として授業1時間分を走ったりウェイト・トレーニングしたりしてきた。(ラクロスはクラブチームなので学校の活動ではない。)
多くの子はアメフトやバスケもあわせてやるので、シーズンごとに期間選手になるような感じ。
つまり、陸上の試合に出る選手の中でも、陸上専門でひたすら1年中走ってるという子は少ない。

今年の陸上は、来週の「DISTRICT MEET」を迎えて終了する。
この大会は各種目、各校から3人までが出場枠。
出場しない子の陸上シーズンはすでに終わったということか、お迎えに行ったらグランドは閑散として、息子が練習していた幅跳びの砂場にも、3人だけがポツンと練習していた。

なんだかあっけないな~、陸上シーズン。

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来週の試合、息子は400mと4×400mリレーと3段跳びに出場する。
この種目たち、実は息子がやりたっかたものとは異なる。

400m の日本記録保持者、高野進 さんも「400mは辛いので始めは嫌だった 」と言われているように、400mは辛いのだ。

というのも、400mで競技の戦い方が区切られる距離だから。
英語の種目名を見ると、その「区切り」が理解できる。
陸上の走種目名。
100m DASH
200m DASH
400m DASH
800M RUN
1600m RUN
2400m RUN
つまり、100~400mは、全力疾走で走るDASHであり、800m からは「前半を抑えて走る」などと全部を全力疾走しないで多少スピードを落としたり駆け引きしていく中距離種目。
短距離走で最も距離が長いということになる400mは、医学的に「人間がスプリントで走りきれる限界の距離」とされているらしい。
きついので息子も好きではないのだ。

もともとは「100mで学校記録をやぶる」のが息子の目標だった。
だが、授業で走り始めてみると400mでもスピードが落ちないのに目をつけられ、コーチから400mやれ!のラブコールがかかったらしい。

400mを走ると結果が出せてしまえたため、結局400のスペシャリストでシーズン終盤を迎える形になってしまったのだ。

3段跳びにしてもそう。
3段跳びには興味はなかった息子だが、試してみるとそれなりに結果が出てしまう。
それは良いのだけど、本当は跳びたい幅跳びの方も校内では3番に入っているのに、3段跳びの方が良い岐路木がさせるためか、最後の試合幅跳びには選ばれずに3段跳びの方に選ばれてしまったのに、ちょっとガッカリしている。

「やりたかったのはコレだけど、コレをやることになった」というのは誰でも人生に大小いろいろ出くわすと思う。
やりたいこととやれることの違いに悩むんだよなあ~。

♪なりたい夢となれる夢とが本当は違うことくらい
♪♪わかってるから鏡見るとき芝居してるのよ♪
なんて、中島みゆきの歌もある。

今では、来年8年生になったら400mの学校記録をやぶれるかも?と新たな目標も設定したようだが、それでも「400mはきつい」と、やはり好きになるのも難しいようだ。
唯一の励みは記録。
シーズン最後の練習日、息子は400mの記録をまた1秒縮めた。

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来週の試合、今年のシーズンの有終の美を飾れるといいな。

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