
昔、私は「トレッドミルの王者」だった。
マラソンを走るトレーニングの95%は、ジムのランニング・マシン「トレッドミル 」上でだった。
当時のメニューは、毎朝出勤前にジムにより、1日おきにトレッドミルで15km走、合間の日はエアロバイク、ウェイト・マシン・サーキットかスイム。
15kmを75分前後かけて走っていたので、つまりは75分間動くベルトコンベアの上で同じ動作を繰り返している事になる。
外を走るのと違い、景色の変化も何もない。
この黙々としたトレーニングが、私は苦ではなかった。
長時間のトレッドミルでも、TVを見ながらとか音楽を聴きながらは苦手で、ただ黙々。
性格的にあっていたのだろうなあ。
速度や、走った距離が数字できっちり表示されたりするところとか。
今では外を走るほうがストレス解消に良いので、あまり使っていなかったのだけど、最近寒い日が続いたので、トレッドミルを使った。
トレッドミルだと足の動きが一定の速度で繰り返されるのだけど、体がそれに慣れると、路上を走っても足が一定の速度で同じように動いてくれる。
今日は路上を走ってみたのだけど、トレッドミル効果で走りやすい~。
気持ちよく今日のジョギング終了。
トレッドミル、やっぱり捨てたもんじゃないな。
本日のTシャツは、GAP のダウンヒル・スキー 柄Tシャツ。
背中の肩の辺りのスキー・ジャンプ選手は、アップリケ状態で縫い付けられている。
これは、数年前くらいのもので、GAPのデザインにごちゃごちゃ感が出てきた頃。
この路線、私はあまり好きではなく、GAPにはあまり注目しなくなった。
私はスキーはやらないのだけど、前回ハーフマラソンを走った際、「私ってダウンヒル・ランナーだな~」などと思いながら走っていた。
登りでは覿面にスピード・ダウンしてしまう。その分、下りで転げ落ちるようにスピード・アップする。
結果、周りのイーブン・ペースのランナーたちを、抜かれたり拭いたりを繰り返して、同じ顔ぶれの集団に属する形になる。
自己記録もどんどん坂を落ちるようになっていくし、ほんとダウンヒルだよなあ~。
<本日のBGM>
♪長い長い坂を登って後ろを見てごらん
♪誰もいないだろう
♪長い長い坂を降りて後ろを見てごらん
♪みんなが上で手を降るさ