
今日も走る息子。

7年生の今年が無理でも、8年生になる来年(9年生からは高校に通う)には、中学の学校記録を出せるか、自分でも確信はもてないが、実現するために個人練習メニューを考えたものの、やはり「無理なのかな~可能かな~」と希望や悲観的気分が交差するようだ。
実は結構厳しい、と私は思いつつ、せっかく計画を立てて練習行動に移している息子を辞めさせるようなコメントは避けたい。
親の目からは、息子には見えていないものが見えてしまうのだけれど。
その「息子には見えていないかも」なのは、アメフト選手の存在。
現在、アスレティックの授業は、アメフト選手がシーズン・インでフットボール中。その他のバスケットボールと陸上のオフ・シーズンが別グループでトレーニング中。
その「オフ・シーズン」グループの中で計測すると、息子は100mの記録が一番なのだそうだ。
だけど、もうすぐシーズンが終わると、アメフト選手たちは次はバスケや陸上になだれ込んでくるのだ。
アメフト選手には、瞬発力や運動神経が抜群の子が多い。
つまり、息子の記録トップ王者の椅子も今だけの天下だと思える。
その事実に息子は気が付いているのか、いないのか・・・

更に、多分コーチも同じ思いなのではないのかと思えるのが、コーチが息子に「100や200だけでなく、400も向いていそうだから400mも練習しておけ」とコメントしたとの事。
瞬発力のあるアメフト選手相手に、400mなら多少息子に分がある可能性がなくはない。
コーチはその辺を察して400も勧めたのではないかと思うのだけど、息子はあまり乗り気でない。
まあ、とにかく努力することは大いに結構。
それに走ることは運動の基本だし、ラクロスなどの他の活動にもプラスになるし、無駄な努力では全くない。

ガンバっ!
本日のTシャツは、息子が小学1年生の時に参加した「マラソン・キッズ 」の完走Tシャツ。
写真は後ろのみだけど、前面も同じプリントが大きく入っている。
マラソン・キッズは、小学生を対象として、6ヶ月間で42.195kmを走ろうというイベント。
息子も、1年生の時から毎年せっせと走って達成してきた。
そのマラソン・キッズの時も、今日と同じ中学校の陸上トラックにみんなで集まってコツコツと走り続けた。
今日ふと、「ここでマラソン・キッズ、走ってきたよね~。懐かしい?」と尋ねると「うん」と静かに答えた息子の瞳が、楽しい思い出を回顧している目だった。

努力するのって、良い思い出にもなるよね。