
ラクロスの、秋遠征チームの選抜テスト。
息子が夏の間活動した夏の遠征チームは、オフ・シーズンでオースティン全域から選手が集まってチームを作ったもの。
秋の遠征チームは、メイン・シーズンのチームである、地元高校を母体としたユースチームのもの。
つまり今回のチームは、ラクロスを続けていればゆくゆくは同じ高校のラクロス部に集まる選手たちでの構成。
今日の選抜テストは、7~8年生のチーム。
テスト参加者の中から、Aチーム(3トーナメントに遠征)、Bチーム(2トーナメントに遠征)、予備チーム(遠征には出かけないがチームと合同で練習する)が選別される。
保護者のミーティングがあり、そこでのコーチの説明によると、Aチームはほぼ全員8年生になるようだ。
確かにテストを見ても、7年生と8年生の違いは瞭然。
となると、Bチームを残りの8年生と7年生で争うと考えて良いわけだ。

実は息子は、ちょっと分が悪い。
というのも、テストは今日と2週間後の2日なのだけど、2日目の日がちょうど黒帯認定試験の日。
黒帯は5年間目指してきたもので、この日しかテストがないのではずせない。
ラクロステスト2日目不参加でアウトなら、仕方が無いから秋シーズンはあきらめるしかないと思いつつ尋ねると「じゃあ1日目に注目して見ておくのでテスト開始時にそう言ってね」と言われた。
じゃあ望みはあるわけね、と今日のラクロステストに望む。

息子も、他の選手たちも、はりきっているのがわかる。
だけど疑問が・・・
テストのはずなのだけど、コーチたちはメモを取ったりしていない。
今日しかテストに来られない息子も「注意して見て」いるという気配は全くない。

もしかしたら、すでに過去の試合や練習などで、すでに候補選手が決まっているのかも。
そうなると、私見的に息子は分が悪い。
そのうえ、アピールのチャンスであるテストの場すら、コーチの印象に残りやすい2日目のテストに来られないのが痛手。

基本スキルのドリルの後、試合形式のテスト。
息子はディフェンスを希望して望む。
ディフェンス交代で退いたあと、コーチから「グランドボールが上手いからミッドフィルダーでフェイスオフをやってみて」と指示され、ミッドフィルダーでも少しフィールドへ。

そしてテスト第1日目は終了。
他の選手は次のテストが待っているが、息子にとってはもうアピールのチャンスはない。
あとは、結果を待つしかない。

スポーツも、どんどん競争化していく。
親としては見守るしかないが、胃が痛くなる。
本日のTシャツは、地元ユース・サッカークラブのコーチ用Tシャツ。
このサッカー・クラブも、U5から始まって、9~10才で「アカデミー」という選抜チームができ、11才から「セレクト」という選抜チームができる。
選抜チームは、本格的リーグで州チャンピオンを争う。
選抜されなかったものは「リクリエーション・チーム」に残る事はできるのだけど・・・
どのスポーツも、どうも10才くらいから既に、上手くない者はそのスポーツをするな、というような雰囲気になるような気がするのだけど、どうもなあ~・・・。