
2日間にわたり、オースティンで開催される空手トーナメント「ローンスター・オープン 」。
昨年は準備開催だったが、今年からこの大会は、NASKA という団体の全国サーキットのひとつ。
NASKA全国サーキットは、空手のチャンピオンがサーキット指定のトーナメント を全国を回って試合をしていき、順位に応じてポイントを得ていき、年間でポイントを合算して最高ポイントの者が年間チャンピオンになるというもの。
つまり、全国規模のトップ・トーナメントを廻るプロやセミプロ級の選手が参加するトップ・レベルのものになる。
息子は、同じようなトップ・トーナメントにフロリダ やアトランタで参加 してきたけれど、今回はラクロス選抜テストや黒帯認定テストが近いので、今怪我をしてもなんだし・・・というのもあって参加を見合わせた。
・・・はずだったが、試合進行のお手伝いに出かけたはずの会場から、昨日書いたように試合姿の息子の写真が送られてきた。
どういうことだったのかというと、こういうことらしい・・・
息子が会場に到着すると、道場の方に呼び止められた。
「3分後にチーム戦が始まるけど出る?」
チーム戦とは、同じ道場の生徒3人がチームを組み、スパーリング(組み手)の試合 をする。
Zチームの選手A、B、Cが、XチームのA、B、Cと対戦する場合、まずA対Aで決まった時間(3分だったかな?)ずっとスパーリングし続けてポイントをスコアしていく。時間終了後、次はB対Bが同様に戦い、C対Cが戦う。
3人分が終了した時点で、より多くのポイントを獲得したチームが勝ち。
息子は急遽このチーム戦に、道場の仲間2人と出ることになった。
で、息子の対戦相手は・・・

息子より頭二つ分くらい長身の黒帯高校生。
結果は、やはり敗退。
それでも、体格も年齢も経験も分が悪い対戦者を相手に、全く歯が立たなかったわけではなく、ポイントは取れた。
負けても、「この相手からポイントが取れた」ことは、今後の自信につながったようで、嬉しそうだったくらい。
5年前、人生初めての空手トーナメントで負けて、その場で大鳴きした息子。
精神的にも少しは成長したかな。
負けてトロフィーは手に出来なかったけれど、今回の大会は息子の学ぶ道場がホストで開催しているもの。
道場のデモ・チームのメンバーには、出店業者がBO (←リンクのように「武器部門」で使う)を無料進呈してくださった。
と言うわけで、新しい「BO」を嬉しそうに「これ、貰った~!」と掲げて帰ってきた。
これが今回の、息子の個人的「ココロのトロフィー」みたいなものかな。

↑シルバーに緑のものが今回いただいたもの。左の2本は夫のもので、黒に黄色のものが息子が以前使っていたもの。子供用は小さくなっていたから、ちょうど良いサイズがいただけてラッキー。
と、予定していなかった参加だったけど、楽しんできたようだ。
本日のTシャツは、今回の「ローンスター・オープン」の記念Tシャツ。