
息子からの質問。「どうして僕は骨折 したことがないの?」
えっ?10年そこそこの子供で骨折を経験している子の方が少ないんじゃない?
「ううん、よくいるよ骨折した子。」
確かに、私もギブスの子を見かけたことは少なくない。私の子供時代なんて、骨折ギブスの子供なんてこんなには見かけなかった珍しさだったよなあ。
もしかして骨密度が弱くて折れやすいから?
スポーツなどが、よりワイルドで怪我しやすい?
理由はわからないが、骨折経験がないのを子供が不思議がっているというのが、不思議な現象。
さて、骨といえば・・・
息子小学校3年生の時、授業で骨の標本 を作製してきた。
台紙に鳥の骨を整列させ「肋骨」「頚骨」などといった名前のラベルを貼り付けたものを、ペットボトルの中に入れたもの。

息子、コレを2つ持って帰ってきた。聞くと「H君が作ったのをいらないっていうから貰ったの」とのことだった。
それから2年もたったある日のこと。
学校の教室にお手伝いで入ったら、そのH君が私に「僕50ドルの貸しがあるんだよね~。詳しくは**(息子)に聞いてね!」とニコニコしながら言いにきた。
放課後、息子に尋ねると、2年前のこの標本、息子が「5ドルで買った」のだそう。
それをそのままにしていたので利子がついて・・・という事になっているらしい。
考えてみれば、H君に聞く前の数日、息子がやたらお金が欲しいみたいな事をほのめかしていた。
そういうことか~。
息子と話し合い、H君のお母さんに電話でどうするか相談することにした。
H君のお母さん、「知らなかったわ~でもこんな子供たちが利子を知っているなんてちょっと感心。」
とちょっと面白がりながら、「子供の口約束といえども、最初の約束は尊重しましょう。」ということで、5ドルをH君に支払うことで話がついた。
我が家にあるH君作の標本は「2年間充分鑑賞させてもらったので、支払いはしても返却しますよ」と申し出た(頼んだ)が、「骨?いや絶対に戻さないで!」と拒否されてしまった。。。
というわけで、この2体の標本は、今でも息子の部屋に仲良く並んで飾られている。
私もできれば骨、見たくないんだけど・・・
本日のTシャツは、ロングホーンの頭蓋骨もあしらわれたデザインの、「ロングホーン・トライアスロン 」の係員用Tシャツ。