
「1マイル、1マイル、命を救っています。GO TEAM !」
といっても、チーム・バチスタではない。
3日前に、乳ガン撲滅チャリティのRUN大会の話を書いたが、その「Rece for the Cure」は、全米各地での開催数、参加者人数、スポンサー企業の付き方などを見ても、もっとも成功しているチャリティRUNだと思う。
アメリカではチャリティが根づいていて、他にも多くのチャリティRUN大会があり、更に特にそういう趣旨で始まったのでない大会でも「走るなら動機付けにチャリティ寄付をしたい」と、大会側に寄付先を求める人たちも少なくないようで、大会側で複数のチャリティ寄付先を用意し、選択できると言う事もある。
本日のTシャツは、コレも大会ではよく見かけるチャリティの「Team in Training 」のテキサス・チームのシャツ。
このTeam in Training(以下TIT)は、白血病 の治療法を見つけるための資金を集めるチャリティ。
乳ガンのと違うのは、このTITはひとつの大会があるわけではなく、各地の支部で選んだ大会に「白血病支援をしながら完走を目指す人集まれ~!」と呼びかけ、そのグループ内でコーチなどがつき、大会を目指してみんなで練習会を一緒に行いながら、寄付を呼びかけていくという形。
対象大会は、フル(またはハーフ)マラソンかトライアスロン。
練習会に平行して、実際に病院を訪ね、「あなたたちが助けるのはこの人々」と白血病と闘う人々に会ったりもする。
参加者は各自、寄付金の目標額があり、人々に白血病支援を訴えて寄付を集めなければならない。
目標額、というか最低集めなければならない金額は決して少なくない。
我が家では、自腹でパーティを開き近隣100件に招待状を出し寄付をお願いしたりなんて事もした。
この形も、良し悪しはあると思うので、「ぜひあなたも参加を!」とは呼びかける気はない。
ただ、マラソンなどで、このTITのチームシャツを着た人が走っていて、「TEAM IN TRAINING~!」とにぎやかに応援している軍団を見かけたら「ああ、白血病克服のために走っている人たちだな」と、知っていて応援の一言をかけるのは悪くない。

そういえば私はこのTITの軍団と始めて遭遇し、存在を知ったのは、ホノルル・マラソン を走った時だった。
「チーム・イン・トレーニング~!」と沿道から応援する声があちこちで聞こえ、それが「チービーなんちゃら~!」に聴こえてしまった私は、毎回「えっ?chibi?私応援されてる?知ってる人?」と不思議に思ってしまったのだった。
チーム・インがチビに聴こえてしまう私って、自意識過剰だった??