
息子のテニス教室の場所が変更になった。
というのは、このテニスは地元学区の子供を対象に、学区内の学校で開催されているのだが、学校は公立校。
公立なので、設備は一応パブリック。
そして学区内に住む人々は、学校に通う子供が家庭にいるかいないかに関係なく「学校税」(税率、高い)を支払っている。
子供のテニス教室が開催されていた高校のテニスコートで、コーチが先週頭を抱える小競り合いが起こった。
コーチが教室のためにコートで準備し始めたところ、テニスをしにやってきた近所に住むらしき男性がクレームをつけた。「ワシは税金を払っているのだから、この施設を使う権利はある。なぜあなたはコートを独占してしまうのか!」
高校のコートは6面あって、コーチは子供たちの声が邪魔にならないように一番奥のコート2面をとったのだが、どうもそのコートが男性のお気に入りだったのか、「なぜ奥のをとるんだ!」とまでクレームをつけたらしい。
この子供のテニス教室、コーチはボランティアのようなもので、お金のために子供たちを教えているわけではない。だが男性にとっては、そんな善意な気持ちなど関係ないのか、コートが空いていないのがとにかく気にいらなかったようで、かなり大声で怒鳴ったそうだ。
その後その男性、子供たちのコートの隣のコートでテニスをしていたのだが(別のコートが使えるなら、なんで怒ったの???)・・・

その後、子供のテニスレッスンの間、私は図書館に寄って戻ってきたら、救急車がサイレンを鳴らしてやってきたのがテニスコート前で停まったと思ったら、その男性がコートで倒れていた。
心臓発作???
この出来事が関係あるのかどうかわからないが、テニス教室は中学校のコートで開催に変更になった。
それは問題ないのだが、高校は図書館に近くて子供の練習中に行けたというメリットはなくなった。中学校周りで時間どうするかな~。家にいったん戻ってお迎えに出直すまでの時間はないのだ。
とりあえず、散歩を兼ねて、近くの店にでもいってみるか~と歩いてみると・・
かなり離れたと思った距離でもテニスコーチの声が聞こえる。
距離があると思ったけど、道がカーブしていて歩いた分ほど距離的には離れていないのか~。だったらショート・カットできる近道があったらいいのに・・と思ったら・・・
・・・あった。

学校のグランド裏に、民家の敷地区画のすぐ横に、人が歩いてできたような抜け道が。
ここを抜けると、もう学校の敷地内であるグランド。
「ここにあったらいいのに・・」が作った「けもの道 」か。なるほどね。
本日のTシャツは、「裏道にやたらくわしい」と書かれた「シティ・ランナー」Tシャツ。
雑誌「City Runner」(学研が出していたランニング雑誌)に投稿が載った記念品でいただいたもの。
東京で私が入っていたランニング・クラブは、路地や裏道を見つけて走るのがひとつの走りの楽しみ方だったので、確かにそのころ、裏道には詳しかったかもしれない。
偶然見つけた中学の「けもの道」を見て、ちょっと懐かしい気分になった。