
昨日、ブラジルのトライアスロンものを載せたので、世界トライアスロンTシャツ・シリーズで、本日のTシャツはポルトガルのトライアスロンものを。
で、話は、子供を通してのアメリカ小・中学校の話シリーズ。
子供の小学校で、日本の(昔の。今の日本の学校については知らないので)学校との違いに驚いたのが、教室に父母の出入りがあること。
学校や学級で、父母のボランティアお手伝いが呼びかけられる。内容はさまざま。
キンダーの時に、授業サポートをやってみた。
生徒がいくつかのグループに別けられ、先生がやることの説明をしたあと、1グループ5人くらいをまかされる。おしゃべりしたり作業が進まない子を促したり、出来なくて困っていたりするのを手助けする。
これなどは、先生と同じ作業を、教室に入って父母が手伝うわけで、教室には数人の父母がうろうろするわけである。
この手伝いは、まだ子供が小さいので何とかなると思ったが、「子供たちが起承転結で創作したストーリーを絵本形式にするので、子供たちが絵を描いたそれぞれのページに、お話を聞き取って書き込んであげてください。」というのが出てきた学年末に、スペルまちがいしていたらまずいな~、聞き取りまちがいしてたらまずいな~、と気になったので、1年生からは辞退した。
授業サポートの代わりに、先生の雑用サポートをその後続けることにした。
授業自体を手伝うわけではないので、「いつどこで作業していいですか?」と尋ねると、どの先生も「都合のよい時間に勝手に教室に入って勝手にやってもいいですよ」と返答された。
なので、子供たちが授業中に教室内で作業。
授業中に先生と生徒以外が教室に入れるって、あり??と、不思議に思いながら。
これはやってみてよかった。
まず、自分の親が手伝いに来ているというので、息子が満足。(まだ小さいので学校で親の顔を見るとほっとするのかな)
そして、私は毎年それぞれの先生のキャラクターを把握できたり、息子の話に名前の出てくるクラスメートの姿が確認できてよかった。
同じ作業を手伝うにも、「これお願いね」という段階で既に効率よく下準備されている先生、山にしたままドカンな先生、先生のタイプの様々。
整頓できていて感心した先生は、やはり授業の進め方もスムーズですばらしかった。かといってバラバラ山をドカンと振られる先生が良くないかというとそうではない。こちらの先生は息子の性格をよく理解して指導法をアレンジしてくださっていたりのキメは細かかったりした。
小学校で、そんな観察もしつつ行ってきた作業を、中学でもやることにした。
で、小学校と中学校の差。
中学では、各学級で作業をするのではない。
数人で、全学校分を作業する。教室には入らないで別室で行う。
中学は親の出入りが基本的に禁止なのだ。そうよね、それが学校らしいと思うのよ、私は。
学校らしい・・が、しかし、いつ行っても、学校内に必ず誰かしら父母が歩いていた小学校のほのぼのした雰囲気が懐かしくもある。
以前に書いたが、小学校ではお菓子が先生公認で出回る。そして父母が出歩く。不思議な世界だなあ~と自分が小学生だった頃と比べていつも思うのだった。