94 マウンテンバイク世界大会T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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ガソリン価格高騰の今日この頃。
新聞で、環境にもやさしくガソリン代の節約になるスクーター!の特集記事が組まれていた。

scooter

オースティンの街の中心部は、今建設ラッシュで、高層マンションなどがつぎつぎ建てられている。それらが完成する頃には、ダウンタウンに住み「ちょっとそこまで」でかける人も増え、スクーター・フレンドリーな街になる、などとも。

街の中心部は、そうなる可能性はあるかもしれないけど、郊外に住む私にはピンとこない。
「ちょっとそこまで」の「ちょっと」で行ける場所もない。最寄のスーパーは5km先、郵便局や図書館は10km先・・・等だし、そこに向かう道路は時速100kmほどで走行したりもする。
更に、私の出かける用事の中心は子供の送迎、買物・・・スクーターでは運べない。

う~ん、実用的には「いやスクーターは無理でしょう」と言いたくなる記事だが、面白かったのは「映画に見るスクーター」として「 ローマの休日 」などスクーターが出てくる映画を紹介していたこと。
ああ、あったね~などと思ったが、ここでも「ちょと待ったあ~!」

レトロなオシャレ感覚で乗りましょう~的な記事にはそぐわないから仕方ないけど、スクーターといえば「アレ」でしょ!という映画が取り上げられていないじゃないですか。
その「アレ」映画は、長い間(もしかしたら今でも)私が「好きな映画は?」という質問には真っ先にあげていた映画「Quadrophenia 」(原題の意味は「四重人格」だが、邦題は「さらば青春の光 」。

THE WHO が73年に出したアルバムをベースにした映画で、モッズ続がモッズコートを着て、装飾したベスパ を乗り回す。
ラストシーンも、この「ベスパ」が「終わりを告げる青春」の象徴的に使われる。
スクーター映画を言えば、この映画のベスパよ~!!

この映画、ものすごく好きでビデオソフトがものすごく高価だった時代に、無理をしても購入した。日本版はなかったので輸入版で。なのに・・・βテープだったので見られなくなり、さよならした。。。

元となったTHE WHOアルバム「四重人格」 は、オリジナル盤もサントラ盤もどちらも今でも手元にある。(アナログLP盤で。)
quadro
主人公ジミーの心を映すかのようなイギリスのグレーな空。その下に広がるブライトンビーチ。海がキラキラするのが逆に青春の痛みがチクチクするように見える。
ピート・タウンゼントのギター・リフが、そんなシーン (←これから映画を観てみようかなという方はネタバレになるのでクリックしないでね)を蘇らせるアルバム。

スクーターを買うならベスパだな、私は。

本日のTシャツは、スクーターでいきたいところだが、もっとエコロジーでガソリンの入らない「マウンテンバイクもので、94年コロラドでの「マウンテンバイク世界大会のTシャツ。
渋谷の自転車ショップで買ったもの。

先日、息子のキャンプの先生(女性)が、スクーターで通勤されていた。かっこいいなあ。
いわゆるバイクとは違ったかっこよさ。
ヤカハのVINO だった。お~日本のメーカーだ~。パフィーが宣伝してたやつだ~。