
中学の音楽の授業は、息子はサクソフォン・クラスに入る事になったので、楽器を用意しなければならない。
学校で提携している楽器屋があり、レンタル手続きも用意されている。
サックスは月額60ドルくらい。
くらい・・と定かでないのは、レンタルを申し込んだ時点で楽器屋に在庫のある楽器を借りることになるので、その楽器の状態で価格が変化するらしい。
学校からは、楽器のモデル指定が出ていて、フランスのSELMER社 か、ヤマハ のそれぞれ機種指定。
S社の方が高いのでヤマハに決め、店に出向いた。
「新品はこの価格。中古なら現在2つ在庫があって価格はこれが**ドル、こっちが**ドル。レンタルにするなら**ドルと**ドルになります(中古の在庫品がレンタルにまわる)。購入すると、メンテナンスは別額で毎回かかりますが、レンタルだとメンテ込みになるので、リスクを考えるとレンタルがお勧めです。」
う~ん。中古ので単純に計算すると、約3年レンタルすると購入したのと同額になる。
息子が中学でずっとサックス・クラスを選択するなら、3年レンタルで「追加メンテ費なしで手元には何も残らない」か、購入して「メンテ費は追加でかかるとしても、手元にサックスが残る」のをとるか。
店員さんの話だと、デリケートな楽器で数ヶ月ごとにメンテが必要な様子。レンタル月額60ドルとして、そのうちの20ドル分はメンテ費用に充てられる部分だと説明された。
「RENT TO OWN」という、レンタルした後に買取する場合に既に払ったレンタル料金が楽器買取代に充当できる制度もあるが、その場合は、毎月60ドル払った分からメンテ代20ドルを引いた40ドル(もしくはまた別の名目の部分も引かれるのかも)が楽器の買取時に支払済み楽器代として計算されるという事なのであろう。
どうしよう~。
その店員さんが別のお客さんの対応で去ったあと、楽器を眺めて悩んでいると別の店員さんが声をかけてきた。(あとで、こちらの人のほうがサックスに詳しい人だと知った。)
その方に「メンテナンスって、どのくらいの期間ごとに必要になるものでしょうか?」と訪ねてみると「数年に一度か、5年に一度でもいいかな。」と。
え?なんだかニュアンスが違う。
メンテの必要性がそうないのなら、後まで楽器が手元に残る方がいいかな。でもどちらの人を信じていいの~?
結局悩んだ結果、思い切って購入することにした。

中古のとはいえ、新品と2万円程しか(2万円は、「しか」というほどの小額ではないが、全体金額を考えると「しか」という印象になる)価格が違わない。
(学校の指定で、マウスピースだけはフランスS社のものにアップグレードしなければいけなかったのをサービスしてもらったりはしたけど。)
サクソフォンに知識がない私には、「で、この中古はどのくらい中古なのであろうか?」という事がさっぱり読めず、気になる。
シリアルナンバーから製造年を割り出せるか調べた結果・・・
フランスS社は、HPに対応表が掲載されていてわかるらしいが、ヤマハはどうやら調べられないようだとわかった。
ヤマハは、ランダムにシリアルナンバーをつけていて、番号だけでは社外のわれわれが製造年を知る術はないというのだ。
手がかりとして、ロゴマークや「MADE IN JAPAN」の文字の入り方でだいたいどの時期かは知ることができるらしいが、これもはっきりとした対応表があるわけではなく、ネット上の情報だけではウチのはいつのかわからなかった。
まあ、元のオーナーがどう扱ってきたか、そう手入れしてきたかによって、コンディションが違ってくるだろうから、製造年が新しければいいというものではないのだろうけどね。
ヤマハがシリアル番号をランダムにつけている理由は、製造年などを簡単にわからないようにしている意図があるのだろうか?その辺が今度はものすごく知りたくなってしまう。
本日のTシャツは、色がサックスに「内輪で一番近いでしょう」で(苦しい・・)、04年の「モトローラ・ハーフマラソン」のTシャツ。
私は同日開催のフルマラソンの方 を走ったので、このシャツは、大会後に余ったものを買ったもの。
それにしても、サクソフォンって「縦笛と同じように演奏しま~す」というのだけど、指で押さえる箇所が10個以上あるじゃん!
どうやって演奏するのよ?難しそう~。