96 日米親善トライアスロンT | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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珍しく雨のオースティン。
この雨は、テキサスの南岸に上陸した「ハリケーン・ドリー」のよるもの。

dolly

ハリケーンは海上から地上に上陸すると勢力が衰えるので、オースティンが直接ハリケーンの大きな被害に合う事はまずない。
カトリーナやリタなど大きなハリケーン時も、オーステインは「避難先」となったように、充分内陸なのだ。

アメリカのハリケーンは、毎年シーズンの頭からAで始まる名前がつけられる。台風1号がA***、台風2号がB***・・・・という風になるので、今回のDOLLYは、シーズン4号ということになる。

名前表は6種類あってロテーションするので、6年ごとに同じ名前が使われることになる。
但し、大きな被害を及ぼした名前は、翌年からは「リタイア」し、別の名前がそこに補充される。05年の「カトリーナ」も、リタイアした名前の一つ。

本日のTシャツは、96年の「日米親善トライアスロン」の係員用Tシャツ。
なぜ、ハリケーンの話から、これが本日のシャツに選ばれたのか?というと、台風の進路予想をチェックしていたら、台風の渦巻きから、このシャツの「太極図 」(陰と陽 )デザインを思い出したから。

yinyang
この対極図は、アメリカでも「YIN AND YANG 」という名で、空手などの武道の世界で見かける。また、単に「アジア的」なデザインとして使われているだけかなという使われ方のものも見かける。

「陰と陽」。
2つの相対する物事がバランスよく相伴って調和をつくる、といったような意味合い。
日米親善の大会なので、日本の国旗とアメリカの星条旗を「YIN AND YANG」に当てはめてデザインのシャツになっているというわけだ。
(日米って「相対する」のか?)

この大会、私は係員の仕事をしたのだが、その1週間前に秋田のトライアスロン大会に参加していた。
秋田の大会のRUNの部分で、かなりの時間私の前を走っていた女性がいて、私は後ろにいるから顔は見えないのだけど、ず~っと水着姿の後姿を見続けて走っていた訳である。
その翌週、神奈川県のこの日米大会で係員をしていると、なんだか見覚えのある水着後姿の参加者がスイムの順番を待っている。
違うかな~?秋田と神奈川だし・・・
でも、感じがそっくりなんだよなあ・・・
思い切って「すみません、先週秋田の大会に参加されていました?」と尋ねてみた。
正解~!!

秋田で私が見続けた後姿に、翌週今度は神奈川で再会するとは。
こういう偶然もあるのねえ~。

で、このあと私と彼女が「YIN AND YANG」のように、互いにライバルとなる友人になったのであった
・・・というような、ドラマな展開はない。
お互い、今後もがんばりましょうね~と称え合って別れた。

もう12年も前だけど、彼女の方が若かったけど、まだトライアスロンされているかなあ~?