02 CAPITOL 10,000 T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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本日のTシャツは、今日4月7日の日付の入った「カレンダー・シリーズ」で、02年の「CATITOL 10,000」大会参加Tシャツ。
この「CAPITAL 10,000」の参加Tシャツ、私も何年分も持ってはいるのだが、上には上がいる!と唸ってしまう新聞記事を読んだ。

この「CAPITOL 10K」は、今年で31回目。その31回を全て欠かさず走っているランナーが40人いる。
その中で最年少なのが、現在46才のLさん。

彼は、15歳の時に開催された第1回大会に「走ればTシャツが貰えるぞ」と兄弟から聞き参加を決定。
大会2日前に、持っているバスケットボールシューズで1kmを走ってみたのが唯一のトレーニング。いきなり走った10kmゴール後、筋肉痛で歩くのも辛くなったそうだ。
それでも翌年はランニングシューズとテキサスの旗柄のランニングショーツを購入して再度望む。以来、大学時代オースティンから離れた大学に入っても、毎年この大会だけは帰省して欠かさず参加してきた。

31年、同じ大会を毎年欠かさず走る・・・言うより難しい事だと思う。
luben
しかも記事の写真を見ると、歴代Tシャツを捨てないで全部まだお持ちなようなのだ。
着用されているものが、第1回大会のもののように見えるのだけど、31年前と体型が変わってないという事?

ところでこのLさん、5年前に一度記録をあやうく途切れさせるところだったという。
大会コースから車で1時間ほどかかる地域に住むLさん、目覚ましを3個セットしておいたにもかかわらず寝坊してしまったのだ。
レースのスタートは9時。Lさんが目覚めたのが9:15。
あわてて着替えて車に飛び乗る。スタート地点についた時には、既にスタートは撤収後。それでも「まだゴール地点の計測には間に合うかも」と走り始める。コース上、たどりつくエイドステーションもことごとく撤収中で水は残っていない。それでも走り続け、ようやくゴール近くでゴルフカートに先導された最後尾のウォーカーを追い抜く。ゴールまで猛ダッシュで走る彼を人々が驚いたように眺める。大会は既に終了した状態だったからだ。
それでも、ゴール地点の計測設備はまだ撤収されておらず、「ゴール証明」は果たせた。
(自前の腕時計では45分の記録だが、スタート地点での計測がなかった彼は、正式記録には最後の完走者としてリストに載った)

もちろんLさんは今後も「第1回目からの連続参加」の記録を伸ばしていくつもりとのこと。
こういう記録もギネス・レコード にあったりするのだろうか?
いずれにせよ、「Tシャツにつられて」走り出して31年というLさんに、ランナーとしてそして「Tシャツ・コレクター」として敬意を表したい。