
本日のTシャツは、シャツに日付はプリントされていないのだが、93年の今日4月4日に走った座間キャンプでの「桜祭りロードレース」の参加Tシャツ。
日本は桜の季節なのだろうけど、オースティンはここのところ曇り空続き。あまり春らしい明るさがない。
春になるとぞろぞろと登場する「インチウォーム」もまだ目撃していない。
「インチウォーム」とは、鮮やかな緑色の1センチほどのごく小さく細い尺取虫。毎年ウチの周りでは、春になるとコイツらが木々からシルクの糸でブラブラと風に揺れるのだ。その数、かなりなもの。
ジョギング中にうっかり木の下を通ってしまうと、糸が体にまとわりついて虫を走友にしてしまったり、ひどい経験では、息を吸い込んだ際に偶然虫を吸い込んでしまって慌てた事もある。
まあ、ごく小さな虫だし、毒性はないだろうし、体に変化はなかった。飲み込んでしまった部分があったとしても、多分胃酸で溶けてしまったかな。
胃酸で溶ける・・といえば、「胃酸 」って強いんだ~と思った話。
米国に引っ越して間もない、息子がまだ幼児だった頃、豆電球を見つけてうっかり口に入れて噛んでしまった。
しまった~!
口の中は見てみて硝子片は取り去っては見たものの、破片が体内に入った可能性は拭い去れない。
まだ運転免許を持っていなかったし、とりあえず夫の勤務先に電話してみる。事情を説明し、夫が折り返し電話するからというので電話を切り、再度息子の口の中を再度チェックしていると・・・
ピーポーピーポー~~
あれ?消防車だねえ~。
と思ったら、消防車は我が家の前で停止。続いて救急車が。
えっ?なんで救急隊が?
そう思いながらも、息子の口の中を見てもらう。
そこに帰ってきたのが夫。
消防車が来てしまった訳は・・・
私からの電話を受けた夫は、救急処置方をアドバイスしてもらおうと消防署(911?)に電話したという。電話がつなが、まず名前と住所を聞かれたので答え、その後「救急車の出動は必要ないのですが、こうこうこうで、どう処置をしていいのか教えていただきたいのですが」と切り出したところ、「ああ、住所をうかがった段階ですでに消防車と救急車を派遣しちゃいました」と言われたのだそうだ。
私が夫に電話してから消防車が到着するまで、驚くべき速さだった。
救急医からは「多分大丈夫です。気になるなら、念のためにかかりつけの医師に見てもらうといいでしょう」と言われ、お騒がせさせてしまった消防車と救急車は去っていった。
(「医者に行くのに救急車を買いますか?」と聞かれた。「救急事態でないここから先は有料サービス」という事。)
(救急車は「買わなかった」が)かかりつけの医師を訪ねたところ、こう言われた。
「大丈夫。もし硝子片を飲み込んでしまっていたとしても、胃酸で溶けてしまいますから。気になるならクラシック・コーラを飲ませてください。(ダイエットコーラでなく、という事だと思う)飲めば溶けやすくなりますから。」
へ~!
胃酸って、硝子をも溶かす強力な強さなんだ~!
コーラって硝子溶かしちゃうんだ~!(歯のエナメル質を溶かすので虫歯になりやすくなる事を考えれば、納得ではあるが)
人間って、すごい物をハラの中に抱えているんだわ~。とここで想像したのが映画「ジュラシック・パーク」 で、口から猛毒を噴出して人間を攻撃してた恐竜。
ああ、ああいった恐竜も人類の祖先なのかなあ~
・・・って、桜祭りの話がちっとも桜でなく、恐竜の攻撃話になってしまった。
これもきっと、オースティンのどんよりな天気のせい・・・という事にしておこう。
ちなみに今年の座間キャンプ桜祭り は明日開催とのこと。