
昨日に引き続き、ボーイスカウトへの移行による変化の話。
ボーイスカウトのミーティングに行くと、ちょっとしたカルチャーショック的なものを感じてしまう。
なぜかというと、高校生の男の子達がいるからだ。
アメリカでも都市部とはいえない郊外に小学校の子供とだけで住んでいると、活動範囲が小学生(と、かろうじて中学生も少々)とその親が集まるスポットが中心になる。年齢による住み分けとでも言いましょうか。
車で移動するので、電車内で高校生の集団と出くわす、などという事もない。
それがボーイスカウトのミーティングで、高校生の男の子達がぞろぞろといるのを見ることになり、なんだか圧倒される。で、でかいよ「ボーイ」たち。
途中で入室してきた子が、どうやらバスケの練習から直行で来たらしく、ジムショーツの上に来たノースリーブのシャツが、両横をわきの下から下1cmほどを残してスリット状態。つまり横から見ると上半身裸に見えなくもない。
なんか「チラリズム」で肉体美を見せ付けられるような思い。つい自分があのようなシャツを着たらどうよ、と考えてしまった。
シャツの両サイドにスリットよ。歩くたびにシャツが揺れて、おなかの中年脂肪がぷよんぷよんと見え隠れ。
うわ~、想像しただけで見苦しい。絶対着られないわ、あんなシャツ。
ところで、ボーイスカウトではキャンプが頻繁にある。
夏休みには1週間の大きなキャンプがある。親も同行可能で誘われてはいるのだが・・1週間!シャワーなどのあるコッテージ宿泊なら行ってもいいかな~と思っていたら、別のお母さんが・・・
「去年行ったわよ~。で、子供達は「夜のハイキング」があるなんてすっかり忘れて暗闇の茂みで用を足していたら子供達の列が来ちゃってね~。ちょっとまった~でズボンを引き上げながらトイレットペーパーのロールを手にご対面!よ~」
・・・ってことは?WCもないってこと?1週間まともなシャワーもなし?
う~ん・・・・
(今までに行ったキャンプでも、そういう設備なかったしなあ。実は以前どうしても「個室」が欲しくて、キャンプ用簡易トイレまで買った私。)
<カメラ復旧後、簡易トイレ写真がここに入る予定>
キャンプ場のWCというと、先週オーステインのキャンプ場で不幸な事故 が起きた。
家族でキャンプに来ていた女性が夕刻「WCに行く」とテントを出たきり戻らなかった。家族が警察に通報し創作したところ、キャンプ場の崖から転落して亡くなられていたのを発見。
崖の上の辺りは、岩がゴロゴロしていて足が滑りやすくなっていたらしい。
そのキャンプ場はWC施設もある大きなキャンプ場だった。
どこでも何があるかわからない。自然に中では特に気が抜けない。
以前いったキャンプでヤブの中を歩いたら、植物の細かいトゲ状のものが服を抜けて体にいっぱいささっていて、抜くに抜けず(細かいのが無数に体中にささっている)横になるとチクチク痛いし、で閉口した、なんていうこともあったっけ。

(↑カブ時代のキャンプ写真より)
本日のTシャツは、背中に大きく「DANGER」(危険)と書かれた、アドベンチャー・トライアスロンのTシャツ。
これは、96年に「北欧の杜アドベンチャー・トライアスロン」に参加した際に会場で購入したもの。
ボーイスカウトのモットーは「備えよ常に」。
危険や自然環境などにも備える事で無事対応できるように活動していくわけだが、私個人的には、息子が高校生になったらあんな感じになるのか~と、高校生達の姿にカルチャーショックを受けながら備えているところ、とでも言いましょうか。