
フロリダ州フォート・マイヤーズの観光には、発明王エジソンと自動車王フォードの冬別荘あとが博物館として公開されている「エジソン・フォードミュージアム 」がまずお勧め。
そして「ディン・ダーリング自然保護地 」で、自然観察のツアーに参加したり、カヤックやボート、釣りや自転車、ハイキングをしたりもお勧め。
この2つは話が長くなるので、またの機会に書くとして・・・
そういうメイン観光以外に、日常なら特にやらないのに旅気分でついやってみようかと思ってしまうものがある。
その一つが「ミニ・ゴルフ」。
ミニ・ゴルフの施設はオースティンにもあり、通りかかって目にはしても一度も行ってみようとは思わなかった。
義両親に誘われ出かけてみたら、これが予想以上に楽しめた。
人工的なミニ18ホールは本物のゴルフを実際にやっている人でも、ボールが思ったように進まずに白熱したゲームになったりする。ホール・イン・ワンなんていうのも、まぐれ的に起る。
のんびりボールを転がしながら、ワイワイ18ホールを回る。

観光客が多いフロリダでは、ミニゴルフの施設がいくつも並んでいたりする。上の写真のはジャングルをテーマにコースが作られているもの。
他にも海賊島がテーマな飾り付けのところや、ワニがいるところなど。

そのワニがいるミニゴルフ、こういう状態でワニが。
うじゃうじゃいて動かないので「作り物?」と思ったら、バシャッと飛びこんで泳ぎ始めたりして、ビックリ。これ全部「生ワニ」だった。
餌も売っていて、それを買えば餌をあげる事もできるのだけど・・・ワニの餌って、何だろう?
ゴルフのコースは、飽きないようにそれぞれのホールが工夫して作られている。そしてゲームを終了してクラブを返却する際に係りの人が「本日のミステリー・ホール」のナンバーを告げる(その日ずっと同じホールでなく、係員がそのつど適当に数字を変えて告げている)。そのミステリー・ホールでホール・イン・ワンした人がいれば、その数だけ「次回1ゲーム無料券」が渡される。
今回は2ゲーム分の券をゲット。「有効期限は無制限なので10年後でも使用可能」な無料券なのだ。また旅行で着たら遊びに着てね、という事ですね。
旅気分も手伝って、意外に盛り上がれるミニゴルフ・・・
という事で本日のTシャツは、オースティンで毎年行われる俳優デニス・クエイド を中心としたチャリティー・ゴルフ・イベントの06年のTシャツ。
ゴルフ以外にも、普段やらないのにはまったのが「ジグゾー・パズル」。
バラバラの状態でパズルがあったので手持ち無沙汰な夜に始めたら、はまったっ!やめられない~。

この「フロリダの貝」1000ピースのほか、「フロリダの鳥」「海の風景」「サニベル・アイランド・絵マップ 」などのパズルにも次々挑戦してしまった。
特に「サニベル・アイランド」のパズルは地図に地元レストランや店などの絵が細かく描かれたもので、パズルで見た店の看板たちをあとで島で実際に目にするたび「あ、ここパズルにあった!」とつい言ってしまうほど。
「フロリダの貝」パズルで学習したから、というのはなく、サニベル・アイランドは「貝拾い」のスポット としても有名。
私も海岸で貝殻収集をしてみた。これもやめられない~。「あと10秒探したら、ものすごい珍しい形の貝を見つけるかも」と思うとやめられなくなるのよねえ。

拾った貝は、念のため鍋でグツグツ煮て熱湯殺菌して(煮沸消毒しないと、雑菌が繁殖してものすごい悪臭がし始める事もある)乾かし、帰宅後ビンに詰めて飾りに。

貝殻集めは、コレクターな私にはウキウキな作業だが、なんでミニゴルフやジグゾー・パズルにはまったのかねえ~。
自宅にも1000ピースのロンドンの風景のパズルがあるのだけど、ロンドンで買ってきて一度完成させたあと2度と触っていないし、今やってみようという気持ちにはならないんだけど・・・
<ジグゾーパズルに見る哲学>
一種類、完成できなかったジグゾーパズル。
残り20ピースほどのところで、どうやっても完成できない。どうやらどこかで「形は隣とピッタリあってしまった」ために間違ったピースを組み込んで進んできてしまったらしい。それがどこなのかもわからない。
本当は隣同士でなかったピースが、形がそっくりでうまくくっついてしまったため、全体が完成不可能になってしまう・・・・何だか世の中、人生でもそういう事があったりするのかもなあ~。
思わずそんな事を考えさせられた、ジグゾーパズル。