
昨日は、大統領選挙の予備選(共和党、民主党の党代表候補を決めるための党選挙)の中で、20州を越える州で同時に投票が行われる重要な日「スーパー・チューズデー」。
今回の予備選挙は、民主党のオバマ氏とクリントン氏が接線を繰り広げていることもあり、注目となった。
結果的には、単純に数字では、勝った州の数はオバマ氏の方が多かったが、デリゲート(代議員数、この数を得る事が選出のポイントとなる)数ではクリントンがリード中。
コレをもっと分析していくと、例えば、オバマ氏の地元イリノイ州での勝ち方と、クリントン氏の地元ニューヨークでの勝ち方をみると、オバマ氏の勝ち方が圧倒的・・・などといろいろと数字を捏ねて見えるものがあるだろうが、とにかく、まだまだ2者のどちらが最終的に勝利してもおかしくない接線。
大統領への道、まだまだ道のりが続く。
さて、そのスーパー・チューズデーのTV報道。
CNNはほぼ1日選挙特集を放映していたのではないかという印象だが、驚いたのは、CNN本社の地元ジョージア州はオバマ氏が勝利という報道を、開票率0%の早い段階で流していた事。
出口調査での結果からの予測で、0%開票で自信を持ってTV報道できるというのにビックリ。
他の州でも、「CNN当確」勝者の報道が早い。いやあ~24時間ニュース局というだけに、リキ入ってるわ。
というわけで本日のTシャツはCNNのTシャツ。
今回の「スーパー・チューズデー」で、クリントン氏が加わっている事で気が付いた事。
候補者が画面分割で並んで映し出されると、男性候補はダークスーツな中で、クリントン氏が黄色のスーツだったこと。女性が入ると、カラフルになるなあ~とふと思う。

↑クリントンの黄色を隠すと、モノクロ~。
ロムニー氏の「上着なし」はイメージ戦略?
ちなみに、今日のローカル新聞に並んだ写真を見ると、マッケイン氏、オバマ氏、両候補の奥様が赤の服で色を添えていた。

イエローカードとレッドカード・・・じゃないけど、こういう場での色選びも、アドバイザーがいたりするのだろうなあ。
そういえば日本の政治家で、選挙時に「好感度が高い水玉のネクタイ」を着用していた方もいらっしゃった。
DRESS FOR SUCCESS。着るものが与える印象の影響も小さくないしね。