
アメリカ「合衆国」というのは本当にでかい。そんな実感を改めて感じるのは大統領選挙の予備選を見ていてだ。
各候補のキャンペーンはとっくに始まってはいたが、本格的に予備選が始まった年明け。早々に行われた予備選第1弾のアイオワ州で、民主党はオバマ氏、共和党はハッカビー氏がまず勝利。
この段階で民主党は2名が戦線を離れる。民主党は、オバマ氏、クリントン氏、エドモンド氏の3人が特出しており、昨年の段階でリードしていたクリントン氏がここにきて苦戦状態。
今日これから第2弾のニューハンプシャー州でも、オバマ氏がリードの予測がでている。

昨日のニュースでは、クリントン氏が涙声で「疲れてはいるけど、信念のため、この国の将来のためにがんばらなきゃ」というような事をつぶやくシーンが取りざたされている。
見ているだけで、候補者達が疲れるのは良くわかる。
全米50州。それぞれの州でアピールし勝利をしていかないと、党の代表として大統領選に出られない。
たとえばテキサス州だけでも面積で言えば日本全土の倍以上ある。選挙権を持つ人口数の多さのみならず、移民の国で様々な文化や宗教をバックグランドにもつ国民にアピールしていかなければならない。
考えただけで気が遠くなる。
アメリカ、でかすぎ。
共和党のハッカビー氏は、アイオワで勝利して以来、TVのワイド番組出演が目につく。番組でベースギターを披露など、親しみやすさを強調?

クリントン候補のご主人の元大統領のビル・クリントンも、選挙時にサックスを披露したりしていた。大統領になるにも趣味の芸がプラスになるのかなあ。
で、ビル・クリントン氏の選挙時のテーマソングは、フリートウッド・マックの「ドント・ストップ」だった。
♪Don't stop, thinking about tomorrow...♪
予備選段階では、まだ各候補のテーマソングはないのかな?
本日のTシャツは、つくづくでかいアメリカ合衆国を実感して、USAの文字の入った、06年トリノ・オリンピックでのUSAチームのユニホームTシャツ。各競技でユニホームはあるが、開会式の行進時など用に作られたUSAチームとしてのユニホームの一部。
メーカーはカナダのROOTS社で、このメーカーは日本のMONOマガジンが昔いちはやく目をつけ、MONOショップで扱ったりしていた質の良いアウトドア衣料のメーカー。
USAチームの御用達がMADE IN USAでない、というのも何だか何かを象徴するような・・・。
