
12月11日はユニセフの設立記念日。
ユニセフは世界の危機的状況にある「子供たち」を助けようという国連機関で、黒柳徹子さんがここの親善大使として活動されているのをご存知の方も少ないないかと思う。
現在のユニセフは、大きな自然災害にあった国や開発途上の国や内戦などの問題を抱えた国の子供たちが主な支援対象となっているが、終戦後から1962年まで、日本は支援の対象国として粉ミルクなどを提供を受けていたのだそうだ。
黒柳さんなどは、「何の見返りもなしに日本の子供たちを助けてくれた恩を返したい」と呼びかけている。
だが、ここでややこしいのは、黒柳さんを大使とするユニセフとは別の機関として「日本ユニセフ協会」というのがあるらしい事。こちらはアグネス・チャンが親善大使となっている。
「ユニセフ」と「日本ユニセフ協会」は別物であって、「日本ユニセフ協会」に寄付すると、協会の運営費が差し引かれた金額が恵まれない子供たちにまわるらしい。黒柳さんは「私のところに来た寄付はそういう差し引きなしに子供たちに渡るので、こちらに寄付して!」と言われていたりする。
寄付にまつわる、こういった話が最近気になる。
「非営利」の福祉組織でも、活動経費は必要なのはわかるのだが、米国では有名な某非営利団体の本部がやけに豪華な建物だったりすると、寄付したお金の行き場に疑問を感じてしまわなくもない。
話がネガティブになってきたが、ユニセフの活動にはもちろん賛同する。

本日のTシャツは、ユニセフのロゴの入った「ベニス・マラソン」のTシャツ。
このシャツは、93年頃にベニス・マラソンを走られたKさんからのお土産でいただいた物。
Kさんは、私が初マラソンでNYCを走った時、ホテルを同室させていただいたのが出会い。私と正反対な「美しいランナー」。
長い髪をなびかせて走られる姿も美しいし、マラソン大会の参加地もベニスなど美しい街だったりした。
このシャツをいただいた時も、ベニスの街を走られるKさんの姿を想像しただけでうっとり気分になったりしたのだった。(Tシャツの柄はマーライオンみたいで、私がうっとり描いたイメージとはちょっと違うのだが。)
走るなら、やはり見た目も美しいランナーになりたい。
そう思いつつ、一時髪を伸ばしてみたが、走るとジャマな気がしてやっぱり切ってしまった私。
Kさんのような長い髪でさっそうと走られるランナーになるのも、私には難しい。。。