ARB トラブルド・キッズT | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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アメリカでまた銃の乱射事件が起きた。
ネブラスカ州で、19才の青年がショッピング・モールで銃を乱射し、彼とは何もかかわりもなかった8名の方が命を奪われてしまった。
銃が手に入ってしまうせいで事件が大きくなってしまうのが米国の悲劇だが、報道された犯人像は、日本でもどこでも存在しうる問題を抱えた青年、トラブルド・キッズに思える。
心理学に精通するわけでもなんでもない私が、犯人の問題をここで分析したりはできないが、買物にきて巻き添えになられてしまった被害者の方々を思うと、あまりにやるせない。

本日のTシャツは、ARBの「トラブルド・キッズ」Tシャツ。
このシャツは「トラブルド・キッズ」の収録された「トラブル中毒」というアルバムがリリースされた頃(83年)のARBのライブ会場で買ったもの。
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「トラブルド・キッズ」という曲は、銃乱射ではないが、問題を抱えたた青年の実際の事件からできた歌だったはず。(♪真夜中駅には浮浪者があふれ・・という歌詞が出てくるからホームレス襲撃?)

♪ヤクザな街には 今日も朝から 風が吹き荒れて
♪気が利いたこと なんか 何も 見つからない
♪あの日もお前は イラついてたのさ
♪ほんのはずみでおまえはブレーキが効かず走りすぎた
♪誰もが 見えない 落とし穴にあい
♪誰もが 悲鳴をあげて助けを求める 暗がりに怯えながら

ARBは、現在も役者としても活躍する石橋凌をボーカルに結成されたバンドで、私がかなり聴きこんでいたのは、凌、田中一郎、キース、サンジがメンバーだった時期。
アルバムでいうと1枚目のA.R.Bから6枚目のこの「トラブル中毒」そしてこの時期の総括的な7枚目のライブ「魂こがして」まで。
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友人のYさんとKさんが大ファンだったおかげで、ARBを知り、かなり聴きこみ、ライブにも何度か出かけた。
聴きこみ度がかなりのものだったので、今ARBを聴いても、当時住んでいたアパートの風景だとか、トーストが焼ける香りだとか(多分休日にトースト食べながら聴いたりしてたのね)が曲の隙間に漂って蘇ったりしてしまう。

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そんな事を思いながら、ARB関連のものを引っ張り出してみたら・・・偶然にも、私が始めていったARBのコンサートは、81年の今日12月6日だった!。(銀色のチケット)
ひえ~、ちょうど「26年」前~。

別の年の12月には、「3日で歴史を見せてやる」という「ロフト」「後楽園」「渋公」と会場を変えての3日連続ライブなんていうのにも出かけている。
92年の大晦日は、パルコでの「ニュー・イヤー・ロック・フェスティバル」で新年を迎えているが、確かこのライブの中で、年越しカウントダウンの直前がARBの出番だったのではなかったかな?

写真右上に写っているのは、Yさん編集のARBとモッズのテープ。
生活のBGMにARBやモッズが流れていた頃の思い出が凝縮されたようなカセット。
このテープの1曲目に彼女が選んだのが「トラブルド・キッズ」。

♪おまえは 少しうつむき 痩せた横顔で笑う
♪昔の傷を癒しに どこまでも旅を続ける・・・

せつないなあ~。